窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ3回戦東京3日目@ルミネtheよしもと

願ったことは割とささやかなことのはずだったのですが。


あくまでここからは個人的な感想です。
それを踏まえた上でご覧下さい。


そんなわけでM-1グランプリの3回戦も今日が最終日3日目。
本日残るのはどの組か、そして気になる追加合格は?…少年誌の煽りかよ。


MCははりけ〜んずのお二人。
しょっぱなから「今回の応募は史上最多の〜組」というところで、組を「くむ」と言ってしまう新井さん。
なお、前田さん曰く「3回戦が一番ピリピリしている」そうで。
前田「ドSの方にはたまらない時間ですよね」
そうかワタクシ、ドSだったのかー(待ちなさい)。


審査員はミズノ、タナカ、クラモト、スズキ(テレビ朝日)の各氏。
なお、合格した組は太字表記をしてあります。

マシンガンズ:居酒屋のバカ
オードリー:風邪をひく
デイモンズ:ボクシング
マヂカルラブリー:運動会
ブロードキャスト:受験勉強の誘惑
ハマカーン宮本武蔵

マシンガンズは…この組のおかげで全部が狂ったような感じです(笑)。
ここが大受けで場を暖めたから、他の組もドカンドカン受けて、見ているこっちがどこが合格か分からないという。
(そういえばここまで受けたトップバッター、3日間でここだけだ)
「夜勤明けでトップバッター」の掴みから、がっつり受けておりました。
オードリーは全体的な受けとか関係無しに、「うわ緊張している?」という個人的な印象が。
座席後方だったせいもありますが、普段の3割も出ていないような感じがしたのですよ。
メモにも「大丈夫と思いたい」と書いていたくらい。
デイモンズ、マヂカルラブリーはどちらも2回戦とはネタを変え、受けていたのですが個人的には予測出来てしまったのが。
キャラが見慣れてしまうというか。
ハマカーンは受けていたし、特に問題もなく通過するかと思っていたらまさかの落選。
メモにも「安定」と書いてあったので、受けていたのは間違いないです。
個性がないと言うところが嫌われたか?
去年より進歩していない云々というのは、「過去のネームバリューを除いた3分間だけの出来」と謳っている以上ありえませんし。
解せません。

天狗:チャットで出会い
ハリセンボン:バスガイド
ブルースタンダード:バケツリレー
ジャガーズ:タレントの細かいクセ
サカイスト:飲み会の盛り上げ
スピードワゴン:ドキュメンタリー

天狗のこのネタは結構好きです。
チャットという特性を踏まえて作っている辺りとか(ウイルス送りました、はあんまりないけど)。
ハリセンボンは、ものすごくお客さんの受けが良かった。
「角野さんM-1参戦しねえよ」とか「ボーダー」の下りとか大受けでした。
はまった、のだろうなぁ。
ブルースタンダードは、3回戦という目で見るとちょっとガチャガチャしてしまっていた感が。
ジャガーズは2回戦も同じネタを見ていたはずなのに、つい笑ってしまいます。
「細かすぎて〜」に是非。
「伝わらないー♪」
サカイストはまさかの兄弟かぶりという奇跡(ジャガーズも兄弟コンビ)。
掴みは良かったのですが。
スピードワゴンは3分だと若干短いような気がしましたが、圧巻の出来。

大好物:太っている人は色々なことが出来る
イー☆リャン:イーちゃん格好いい
ウニウミウシ:お稽古
マキシマムパーパーサム:色々な職業に憧れる
サンドウィッチマン:タバコを吸っている人に注意する

ウニウミウシは三味線とギターをもって登場という、ある意味独特な世界。
個人的には結構好き。
マキシマムパーパーサムは、すべてがハゲ押しなのが長所でもあり短所でもあるような。
戻るときも「くるりんぱ」。
サンドウィッチマンは掴みの「どうも、BOOMERです」からがっちり大受け。
はりけ〜んず前田さんによると伊達さんの「ありがとうございます」の笑顔はかわいいらしい。
うわ、気がつかなかった。

囲碁将棋:病院を明るく(バラエティ番組)
トレンディーエンジェル:王子になりたい
クワバタオハラ:年下の男の子に告白
ヴィンテージ:漫才をやりたくねえ(歌舞伎町を掃除)
ザ・パンチ:デートプラン
キングコング:洋服屋さん

囲碁将棋は受けていたけれど、なにかが足りない印象。
3分尺にすると各パートのバランスが悪くなるせいか?
クワバタオハラのこのネタは割と好き。
オチが安易な気もするけれど、それが出来るのは今の彼女達だけなのでアリだなと思います。
ヴィンテージはいつもに比べると、今回はイマイチ不発だったような。
ザ・パンチはネタ自体はいつも同じ気が。
「もうお前死ねよ」の先回りとか、「死んで〜」バリエーションが豊富すぎるのでいつも爆笑ですが。
キングコングは面白いのですが、ただ自分達のネタをやっている印象があります。
お客さんの反応を待っていないというか。

スリムクラブ:危ない人
庵:エセ韓国漫才(美容室)
すっぽん大学:世間を教えてやる
U字工事:検問
カリカ:納得できない(将棋)
流れ星:仇討ち

スリムクラブ、庵、すっぽん大学の流れはある種のいじめでしょうか(笑)?
スリムクラブの危ない人はギリギリで踏みとどまっている(=ネタとして成立しているレベル)というのが、3回戦まで進出できた理由だと思います。
すっぽん大学は「笑いが気持ちいい」がツボでした。
U字工事はやや危ないか、とも思ったのですが無事に通過。
カリカは意外と笑いどころが少なかったので、ちょっとあれ?と思っていたら…。
流れ星は最初のボケから振り切っていました。
そこでがっちり受けを取ってそのまま突っ走った感じが。
で、まあ、萌える前田さんがいるわけで(笑)。
お笑いは笑わせれば勝ち、といいますが萌えも同じですね。
萌えさせたもん勝ち(しみじみ言わない)。
次のブロックに変わるときに音響がおかしくなったため、再度MCが出てくることになったのですが。
しきりに流れ星がはけるところまで戻ってくれと言う前田さんが。

えんにち:ラジオDJをやりたい
超新塾:うどん屋、バレーボールの監督
ラフコントロール仮面ライダー対ショッカー
我が家:結婚したい
パンクブーブー:冬山(寝そうな人を起こす)

えんにちは上の音響トラブルで前田さんに「そうでなくても滑るのに」とか言われていたのですが、大受けでした。
というか手紙の下りが卑怯すぎ(笑)。
網走じゃないし、判決出ているし、執行猶予だしとか思うのですが。
超新塾は3分で2ネタ。
バレーボールの監督のネタが面白かった。
一時期不調っぽい感じがあったのですが、完全に抜け出したようです。
ラフコントロール仮面ライダーとショッカーというありがちなシチュエーションでしたが、ボケの勝利。
「個性0」とか「発注」とかの言葉もナイス。
我が家は今日はツッコミのタイミングが非常に良かった感じが。


本日はレベルが高かったのかサービスサービスなのか分かりませんが(多分前者)、合格14組でした。
個人的にはマシンガンズハリセンボンサンドウィッチマン、流れ星、超新塾辺りが良かった印象。