窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

お笑いホープ大賞決勝(済)

取りあえず1週間放っておいてこれかよ、というご意見もあるでしょうが簡単なレポを。
なお、この項には当然ながらネタバレが含まれますので、閲覧には十分ご注意をお願いします。
皆様の自己責任と言うことでご了承を。


場内は荒れた天気にもかかわらず結構な人の入りで、思わず一言「うわ、お笑いバカばっか」。
お 前 が 言 う な 。
最終的にはお客さんは400〜500人ぐらい入っていたのではないでしょうか?
入り的には8割以上は入っておりました。


司会は準決勝と変わらず、渡辺アナと戸部アナ。
今回の審査はお客さん1票、招待客が2票、ゲスト審査員は30票を割り振るというもの。
そのゲスト審査員は家田荘子森田まさのり熊田曜子、元祖爆笑王の4人。
個人的には観客400〜500人、招待客100人位としてもやや審査員票が多いかなという印象。
なお、持ち時間は6分。
で、気になる順番は事前に抽選し、その結果が投票用紙で分かるようになっておりました。
正直、見た瞬間大爆笑したのですが。
ねえこれ、本当にヤラセ無しだよね(笑)?


小島義雄:そんなの関係ねえ
この人が最初という時点で、非常に事前抽選が嘘くさく思えるのは何故でしょう(笑)。
ということで、準決勝Bブロックを勝ち抜けてしまった小島義雄がトップでした(ひどい言い方だ)。
正直、ここが通って次点が三拍子と知った瞬間、本気でのけぞりましたもの。
しかし、「しくった〜orz」から始まる、「そんなの関係ねえ」は会場内を異様な空気に変えていました。
客席前方の「分かっている客の爆笑」と後方の「知らないけれど自虐ネタで爆笑」が渾然一体となっているというか。
心が折れないか正直心配だったのですが、なんとか乗り切ったようでホッとしました。
ハマカーン:漫才 医者ロボット
トップですから、と言い切るツカミは流石としか言いようがありません。
というか浜谷さんうまいなー。
出来自体もかなりいい出来だったと思います。
Bコース:漫才 刑事
ここは前の組に比べるとやや受けが弱いような気が。
思ったよりもお客さんが受けていないというか…順番か?
我が家:漫才 プロポーズ
ここはいつもよりも時間が多かった分、見たことがないバリエーションが見られたのが。
5番6番:漫才 最近の小学生、先生
なんか、猿橋さんが妙に浮ついていた感があるのですが。
緊張していた?
超新塾:三三七拍子、おぼれている人を助ける
間のブリッジ、昨日も見たはずなのに笑ってしまう。


髭男爵:貴族のショートコンツェルン
歴代優勝者に髭男爵を並べただけで、なんであんなに爆笑が取れるのでしょう。
鉄板コメント満載。
どきどきキャンプ:コント エロ本を買いに行く
よりによって決勝にエロ本連呼絶叫ネタですか。
「国が認めているんだ」に崩れ落ちかけるほど爆笑。
ちなみにメモには「最低、大好き」とメモってありました(笑)。
なお、このネタを選んだ漢気とやりきったことに敬意を表して、ここに投票しました。
弾丸ジャッキー:体操選手と自衛隊のショートコント
最後がパチンコというのはちょっとなー。
と思ったら終わったときのインタビューによると、「ドーン」がダメだったそうで。
えー、アレが出来ないなんて、確かに両手足を縛られたような状態だよ。
個人的には「体操選手の相撲」での「でたな〜」の方がよっぽど危険だと思うのですが…テレビって分からない。
あの「だるまさんが転んだ」がまた見られたのでそれは喜んでおきたいと思います。
THE GEESE:コント タクシー
薄暗がりで浮かぶ椅子と立ち位置でこのネタと気がついたのですが。
ここは決勝という舞台で、自分達らしいコントをすることを選んだということでしょうか。
最近のネタなので、見られる環境の方はお楽しみに。
キャン×キャン:漫才 クイズ、水戸黄門、童謡
やっぱりここは「えぇっ?」という鉄板があるのは強いと思います。
やや途中ネタが散漫になってしまったような印象があったのですが、持ち直したか。
風藤松原:漫才 やだねえ、手紙、自己紹介
何をやるかと思っていたのですが、自己紹介ネタが非常に良い出来でした。


投票&集計の間に一組づつインタビューを行っていたのですが。
・とりあえずおっぱっぴーで全部返す小島さんが。
ハマカーンは渡辺アナに色々ばらされる
・Bコースは準決勝と同じく初日の出(移動式)を
・とりあえず我が家のコンビ仲を崩すな、アナウンサー(笑)
・「貴族枠」ここでも。
・今日だけでもかなりの「おっぱっぴー」がすり減ったような。
・コントの口調のままで応対する高佐さんが。
風藤松原の同居話に切り込んでいく渡辺アナは腐男子アナという認識でいいのでしょうか(こら)。


で、気になる結果はまたもジンクス再びでキャン×キャンということに。
おめでとうございます。
やっぱり、漫才の上手さに加えて、幅広い年代に受ける「えぇっ?」という鉄板があるというのが決め手だったと思います。
更に来年に繋がる準優勝はハマカーン
個人的には準優勝云々よりも「姉ネタ&ストッキング」をあの場で出せるようになったことを評価したいと思います。
おめでとうございます。
…うん、まあ公式でも結果出ているから良いよね。
しかし、この組み合わせでフジテレビ的に良いのでしょうか(笑)。
あ、分からない人向けにヒントも置いておきます*1


上でつらつらと書き連ねてはおりましたが、どの組も爆笑を必ず取る、非常に見応えのあるライブになっておりました。
ワタクシ的には、去年の結果などを若干意識しつつ取り上げていたのですが*2、来年もこの大会が続くと良いなあと思います。

*1:TBS「エンタの味方!」出演者がワンツー

*2:お察し下さい、あと機会は活用すべきだと思います