窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

ラママ新人コント大会@渋谷Lamama

うっかり「ナン生地を使ったカレーパン(辛口)」などを買い食いしてから行ったら、会場がお客さんでごった返しておりました。
まるでライブハウスみたいな混みっぷりだよ(注:ラ・ママはライブハウス)
ちなみにカレーパンは非常においしゅうございました…悔いはなし。


オープニング:渡辺正行リーダーのヘキサゴン収録裏?話
「今回は良い顔ぶれ、バラエティに富んでいるし、漫才もこれからM-1グランプリに向けて一番良い時期」という前振りも。
お客さんは正直ですよー(立ち見沢山の客席をみながら)


<準一本ネタ>
ラジークイーン:主題歌メドレー
M-1なんて眼中にない!」としょっぱなから大否定(笑)。
今回は個人的に下ネタがちょっとくどかった。
オキシジェン:コント 銀行強盗
そつなく上手くまとめているけど、小さくまとまりすぎているような?
リーダーの「上手いんだけど売れないんだよねえ」という一言が切なすぎます。
ななめ45°:コント 親友が事故に
未見のネタ。
やっぱりここはワンシチュエーションの発想が上手いと思います。
この発想をうまく転がせたネタというか。
風藤松原:漫才 やだねえ(ホスト、ドラゴンボールとか)
「このコンビは…勢いがございません」と紹介される。
やだねぇ後の畳みかけにさらにバリエーションが。
THE GEESE:コント 多重人格面接
ミッキーとか前首相とかちょこちょこ人格が増えていたような…(笑)


この後恒例の準一本ネタの芸人が全組舞台に登場し、拍手で一番を決めることに。
で、騒ぐラジー、オキシ、ななめに引きっぱなしの風藤松原THE GEESE
「こういうときに前に出ないと」とリーダーのダメ出しがあったりしたのですが…拍手による投票は風藤松原THE GEESEの同点決勝に。
リーダー「ほら、面白くない芸人は下がって」
うわひでえ(笑)。でもこういうあしらい方大好き。
で、風藤松原風藤さんが譲ったりとかTHE GEESE高佐さんがそれに応えたりとか…結局この二組おいしいじゃないか。
なお、結果はまたも同じぐらいの拍手だったのですが、中立(?)のラジークイーンによる判定で勝者は風藤松原となったのでした*1
その後舞台からはけるときも尾関さんが風藤松原の二人に抱き合って健闘を称えておりました。
「戦いに勝ったけど勝負に負けたというか…」という感じで称え合う二組にななめ45°土谷さんが。
土谷「どっちも負けたよ!」


<一本ネタ>
U字工事:漫才 床屋
ネタ中の卓ちゃんハンマーの仕込みっぷりが本当に上手い。
火災報知器:コント 早乙女さんの結婚式の祝辞
早乙女さん新パターン。
オードリー:漫才 デートをしたい
7月に準一本ネタで観て「なんだこの面白さは、えぇ?」とメモに残すほど驚愕したのですが(ひどすぎます)、文句なしに前半のトリに相応しい出来でした。
何でこんなに大化けしたんだ?
やっているネタ自体は全く変わりがないのに。
なお、「虎の門」の企画で日焼けした春日さんはインパクトが増しておりました。


コーラスライン
今回のゲストMCは南原清隆
舞台に上がるときに個人的にちょっと面白い光景が見れたのですが。
なお、組の最初についている○と×は最後までやれたかどうかです。
ランチランチ:漫才 ドライブ
超緊張していたようです(そりゃM-1の決勝審査員が二人いるわけだし)。
このネタはあの豪快なボケのまま話が進む辺りが好きです。
×庵:漫才 エセ韓国漫才
もうこれじゃ通用しない、と個人的には思います。
×チェリー☆パイ:セクシーショートコント
実はこれがお目当てで(もちろんこれだけじゃないけど)。
リーダー大好き、ゲストの南原さんも(途中終了なのに)印象に残ったという強烈なコンビ。
そりゃビキニのおねーちゃんが胸を揺らしながら「イクー」とか叫んでいたら…ねえ(笑)。
そのせいか男性客大受け、女性客ドン引き(?)。
ワタクシは男性客に混じってゲラゲラ笑い転げていたのですが。
女性芸人に必要な「振り切れっぷり」を結成数ヶ月でちゃんと習得していると思うのですよ。
振り切れすぎな気もするけど。
朝倉小松崎:漫才 初デート
お目当てその2。
ギターを使いBGMでボケるという手法は割と他の組でもみるのですが、特筆すべきはそのギターの上手さ。
最初見たときにネタよりも「うわこのギター上手い」という印象の方が強かったぐらい(それはどうよ)。
×オレンジライン:漫才 英会話をならったので
シュール漫才。
ややつかみにかける印象、というか未見の客にシュール漫才とアピールできていない感じ。
カオポイント:コント 都知事になりたい
受かったのに「えーこんなに面白いグループじゃないよ」とリーダーに言われるという。
×しゅく造め:できればみたくない
×キスキスバンバン:コント 日本フライング大賞
「タイトルでお客さんが予想できてしまうよね」というダメ出しが。
×ソシコ:ショートコント ゴム
○ザ・ゴールデンゴールデン:コント 宇宙人
「顔だけは見ておいた方がいいですよ」と南原さんに紹介するリーダー。
で、北沢さんが出てきて本気で固まる南原さんの表情が面白すぎ。
南原「顔を見すぎて、ネタを理解するまでに1分掛かった」
ネタ自体は個人的には中盤もたついた印象。
ちょっと子供二人の心の動きがわかりづらいというか…。
マナティ:三十路女の恐い話
まずダーリンがいる時点で、あんまり恐くないように感じてしまうのですが。
でも「いないいない…愛してくれる人」は笑った。
×ワンスター:コント レンタル屋
いわゆる片方置いてけぼり系のコント。
冷蔵庫マン:いつもの冷蔵庫ジョーク
あのたくあんを丁寧に袋にしまって、さらに冷蔵庫にしまってから「さーむいっ!」と言うのが大好きです。
○バタヤン(くわばたりえ):恋のキューピット
ネタ時よりも合間のトークの方が慣れていた気が。


<一本ネタ>
磁石:漫才 時事ネタ、お父さん
永沢さんのハニカミ王子っぷりが(笑)。
飛石連休:漫才 岩見が冷たい


改めてまとめてみると、意外とコーラスラインの合格率が低いというのが。
ともあれ、今回は非常に濃い面子で楽しめました。
やっぱり物事は常に動き続けているのです。

*1:個人的印象でも風藤松原が若干多めだった