窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ3回戦(完了)

下のエントリーには一つ間違いがあります、さあどこでしょう?


正解は…
「吐いてきます」じゃなくて「吐いています」でした。
ごめんなさい(色々な方面に謝れ)。


そんなわけで(?)M-1グランプリ3回戦に行って参りました。
しかし、諸々の理由によりまず順番とネタ順を掲載し、あとから余力が有れば感想を追記していく暫定版とさせていただきます。
(11/25追記:感想を追加しました)
申し訳ございません。
なお、感想が追加されると思うのですが、それは本人の嗜好が非常に前面に出されたものですので気に入らないことが多々あるかと思いますがその点はご了承下さい。
気に入らないと思ったらまわれ右、もしくはブラウザを閉じる方向でお願いします。
以下畳みます。


あらかじめお断りしておきますが、気になった組のみを取り上げる予定です。
MCはおなじみのはりけ〜んず
人によっては一番緊張するという3回戦とか、相変わらずの「萌え」絶叫とかを。
今日は42組と多いのですが、1回戦は180組とかあったそうで。
前田「帰り二人連れがみんな漫才師に見えてくるんですよ」
なお、前田さんは「これから見る番組は「あさっての方向」だけ」という発言で微妙に会場をひどい空気にしていたことを付け加えさせていただきます(笑)。
「009-1」はダメなのかっ。
あの釈由美子の声が下手じゃないんだけど抑揚が無いせいか、α波が出まくる癒しアニメなのに(笑)。

UNDER POINT:義理のお兄さんと上手く付き合いたい
ノンスモーキン:道案内
エルシャラカーニ:交通事故をみた
レム色:回文
バッドボーイズ:タクシー運転手になりたい
クールポコ:もてようとする男

UNDER POINTは義理のお兄さんに「お兄さん」というタイミングが分からないというネタ。
ノンスモーキンは…王様が背広着ているっ。
ああ、オンバトでジャンケンの王様のコントをやっていたコンビなのか。
やっと繋がった(遅すぎます)。
指の表現が2回戦同様非常に面白かったです。正直準決勝に行けたかと思った。
エルシャラカーニはリス洗い器のネタ。
スタイルにおいて今年迷走を続けている感がある(自分が見ている限り)のですが、一番安定したこのネタできました。
結構受けは良かったです。
基本的な技量はあるので、何かを掴んだらさらに上へ行けると思うのですが。
レム色:回文
「中はカナ」というキラーワードありの畳みかけありの見たことがなかったネタありのベストを持ってきたと思います。
ここ、落とすかぁ?
バッドボーイズは「10年目」アピールも通じなかったというのが。
クールポコ曰く、「M-1のMは餅つきのM」だそうです。
なるほど(納得するな)。
ちなみに、最初のブロックから爆笑が多くてどうなるんだろうとちょっとびっくりしたことを追記させていただきます。
うわ2回戦と全然違うよ。

BLUE RIVER:せっかち
ライス:面白い話をする
アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイ:働きたい
スカイラブハリケーン:数学をマリオに
イシバシハザマ:おかしな話
ハマカーン:医者ロボット
ライセンス:サービスがなっていない

BLUE RIVERは博多のコンビ。
クールポコとふんどしの格好がかぶるという奇跡が起きていました。
だからそのかぶりの配置やめましょうよ…(笑)。
ライスは面白い話が違うキーワードに変えていくというネタ。
差別用語は良くない」
2回戦では受けまくっていたのですが、今回はちょっと滑り気味になってしまったのが痛かったかなと思います。
アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイは後半のラップは受けていたのですが、前半のツカミがいまいちだったのが。
作りとしては凝っているのですが、アウェイ(見たことがある人が少ないという意味)の舞台であのツカミは向きじゃないと思った。
それよりもなめらかにコンビ名を読み上げるはりけ〜んずがすごかった。
そんなに言い慣れているのか。
スカイラブハリケーンは数学をマリオで学ぶというもの。
このネタはちょっとオチが弱いと思う。
イシバシハザマはおかしな話できました。
ドン・キホーテ」は爆笑を取っていたものの、それまでがちょっと弱かったように思えます。
ハマカーンはお医者さんがロボットだったらネタ。
皆さんの心配をよそに終わった瞬間通ったと個人的には思いました。
ライセンスはフライパンを振るジェスチャーのたたみかけで爆笑を取っていました。
このコーナーの終わりに「フンドシで始まり背広で終わりました」というMCが。

風藤松原:やだねぇ
ランプアップ:女の子を励ましたい
末高斗夢とメグちゃん:歌手になりたい
ラヴドライブ:外人に間違えられる
コア:どちらが男らしいか
POISON GIRL BAND:チャーハンをつくる

風藤松原はいつもの、格好はエンタバージョン。
ここは言い出しのタイミングとか結構高度なことをやっていると思うのですが(エンタじゃなくて普段のとき、『言っちゃいなさいよ』はテレビ向きなアレンジだと思います、善し悪しは別として)、それが受け入れられていなかったような気がします。
ランプアップは男女コンビ。
ギャル男チックなボケがツッコミの女の子大好きという一種の夫婦漫才みたいな感じ?
個人的に非常に大好き。
「マイちゃん、マイちゃん、機動戦士マイちゃん」の下りでやられました。
というかケイダッシュのライブ行くー絶対そのうち行ってやると強く決意。
末高斗夢とメグちゃんは…正直2回戦の時は「3回戦で見るのはきっついなあ」と思っていましたが、3回戦でも見られるレベルになっていました。
「メグちゃんは選曲も空気が読めないね」ってツッコミを入れる末高斗夢がみられたのは貴重。
本当にこの組み合わせを考えた人(本人達じゃなくて作家さんのような気がする)はすごいわ。
ちなみにこのネタ見たの2回目なのですが、末高斗夢のツッコミの道具出しが滑らかになっていたという。
2回見ているというのが非常に突っ込みどころですよー。
ラヴドライブは現時点の鉄板ネタ「欧米だよ」も全て出し切ったと思います。
これで落ちるか…うーん。
コアは「キモい」と互いに言い合うネタなのですが、どっちもいい男じゃんという気がします。
あ、でも「女性の好みがセーラーマーキュリー」は分からなくはないけどキモいやー(笑)。
POISON GIRL BANDはオチが読めてしまったのが。
ここをあげるならもっとあげる組があったのじゃないかと思うくらい。

LLR:お弁当のおかずを交換する
クワバタオハラ:CMに出たい
ふくろとじ:がんばれけんちゃん
ゆったり感:結婚の報告をする
髭男爵:貴族のショートコンツェルン
タイムマシーン3号:追突事故にあったとき

LLRは弁当のおかずを交換する話が変わっていくという話。
「ツッコミとしてっ」
クワバタオハラは3回戦で見るとちょっと埋没してしまった気がします。
ふくろとじは巨大な旗しか印象に残っていません(笑)。
ゆったり感は彼女の父親に挨拶をするというもの。
「もろっこ」とか「エンディング」とかフレーズは面白かったのですが、必死な印象があったっぽいです。
「必死だなー」というメモは何を言いたかったのですか、当時の自分。
髭男爵は、だからすべらないで終わる髭男爵はすごく違和感があるんですってば(笑)。
「爆笑警報発令中」もないし(あのネタは絶対にやっちゃいけないですが)。
準決勝進出おめでとうございます、ぜひ準決勝でも多分見に行くワタクシを違和感だらけにしてください。
タイムマシーン3号はある意味貫禄の通過。
「首ねえじゃん」

ポテト少年団:刑事になりたい
オキシジェン:学校の先生になりたい
超新塾:カレーを作る、世界記録を目指す
5番6番:教科書
三拍子:寝かしつける
パンクブーブー:野球部に勧誘されたい

ポテト少年団は刑事になりたいというネタ。
「やくざの女」からの繋がりで爆笑を取っておりました。
オキシジェンは漫才としてみると、3回戦だとちょっと弱いかなと思いました。
超新塾はあの時間で2個のネタを回しきったところが評価されたと思います。
3分であの畳みかけ、しかも多人数でやられたらなあ。
5番6番は「教科書をマンガに」のネタを基本に落語の部分を加えてリファインしたもの。
正直ここ最近のネタ(ブログ、教育)がちょっと小粒だっただけに、終わった瞬間「ああ良かった、持ち直した」と非常にホッとしたのですが。
正直ここは落選したのが疑問と付け加えさせていただきます。
三拍子は「面白いことを言います」で爆笑を取って締められるのは今の高倉さんぐらいだと思います。
良い具合に暴走が生かせるネタだし。
「ディレクターズカット版」
パンクブーブーはボケの方の人のお腹まわりが気になってネタの入りに乗れなかった…。
ごめんなさい。
ちょっとドタバタした感じがしたですが、上手く観客を乗せて通過となりました。

えんにち:子供の人気者になりたい
トラベルチャンス:もてたい
360°モンキーズ:同窓会
ハレルヤ:腹が立つこと
号泣:だじゃれ
東京ダイナマイト:手紙

えんにちはヒーローとかお歌が全部そっち系になっていくというもの。
ここは準決勝行っていいのかと正直思いましたが、行ったからにはぜひネタをやりきって欲しいと思います。
トラベルチャンスはもてたいけれども会話が野球ネタになってしまうと言うもの。
やっぱりこういう時は阪神ネタ強いなー。
360°モンキーズは同窓会のネタなのですが、マニアックモノマネの方に重きが置かれていたような。
でも背中からバット出したら観客は「待ってました」の空気になっていたので、十分それはありだなと。
ハレルヤは相変わらずぴちっとしたすかし漫才だなぁ、個人的には好きなのですが。
号泣はダジャレネタ、正直2回戦のネタと入れ換えた方が良かったような気がします。ビックリするほど掴めていなかった気がする。
東京ダイナマイトは手紙を読み上げていくネタ。
個人的にサンドウィッチマンのネタの方が好みなのですが、安定して笑いを取り無事に準決勝に進出。
準決勝のネタが非常に気になります。

上々軍団:歌が好き
ヤポンスキー:絵描き歌(へのへのもへじ
飛石連休:ちかん防止
キャン×キャン:子供を叱る
ホーム・チーム:結婚がしたい

上々軍団は歌しりとりと日常会話に歌を取り入れるというもの。
ヤポンスキーは笑いよりも拍手を取っていたのが敗因…か?
アンパンマンジャムおじさんの下りとか好きなのですが。
飛石連休は個人的にこのネタはすごく好きです。
この題材をリアリティなくできるというのは非常に強みですが、爆発的な笑いが起きにくくなっているせいかなー…うーん。
これは外面的な問題(現在の客が好む漫才のテンポなど)と内面的な問題(コンビのキャラ付け等)双方ありますから一概にこれのせいと言えないのですが。
キャン×キャンがぴしっとした漫才だとホッとします(こら)。
いや、普段の受ける部分を探りながらのネタもはまったときは面白いのですが、グダグダになる可能性も多いわけで…。
しかしマスオさんという鉄板ネタがあるのは強いなあ。
ホーム・チームは最初に思ったのが「うわ桧山さん若作りだー」だったことを正直に告白いたします。
ダメだろう、それは。
ネタとして他と比べるとやや小粒な感じが。


そんな感じで準決勝進出は12組、追加合格もあるかも知れないということでした。
個人的に様子見、あるいはその次まで合格にすると結構な合格数になってしまうからこの合格者数という気がするのですがはてさて?