窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ2回戦東京3日目@ラフォーレミュージアム原宿

東京での2回戦も本日が最終日、はたして本日は何組が合格するのか?
ということで簡単な感想を。
なお、これはあくまでもワタクシの感想でございます。
こう思った人間が一人でもいる、というスタンスでご覧いただければと思います。


ぶっちゃけ、顔ぶれ的にも吉本デー?という印象。
ワタクシにとって、普段見ることが出来ない吉本の若手を見られる貴重な機会だったりするので非常に有り難いのですが。


と、そんなわけで本日もおしゃれな洋服屋さんには目もくれず、やってまいりましたラフォーレミュージアム原宿。
まあ、見回ったら見回ったで目につくのは全てロリータ服のブランドになりそうですが(というかそうなった)。
なお、会場は昨日よりは立ち見とかが若干少なめの印象。
MCはおなじみのはりけ〜んず
諸注意とかルール説明の後、
前田「本日の終了予定は18:45、サザエさんは見られません」
はい、ここで笑った人は昨日もいるな(笑)。
しかも昨日のやりとりを全部おさらいするという親切設定。
なお、今日の前田さんはちょうど駅伝で無かったプリキュアのインナーに萌ジャージでした。
プリキュア見なきゃって起きたのに、駅伝で『プリキュア走ってる〜』って」
違うから。それは確実に違うから。

テルモンテスキュー:インターネットにはまった女子高生が告白
矢じるし:ヒーローごっこ(ヒップポップ)
ブロードキャスト:徹夜で勉強
三日月シュガー:デートで告白
ぶんぶんボウル:結婚式での友人代表挨拶
かたつむり:もてたい(釣り、ボウリング、サーフィン)
ルビーと安達:ヒーローインタビュー

テルモンテスキューはインターネット用語を実際使うかどうかは別として、例えは上手い印象が。
ブロードキャストは徹夜で勉強するときの色々な誘惑と戦っていくというもの。
場内大受けでした。
かたつむりは受けていたのですが、すごく内輪受けっぽい印象がしました。ちょっと苦手。
ルビーと安達はヒーローインタビューをしていくのですが、余計な単語がちょいちょいと…。
ノーヒットノーランノーネクタイ」とか。

よしかわ:フットサル、準備運動
ともくんとしんぺい:電車のイライラ
ゴールドハンマー:大阪の面倒くさい人
笑撃戦隊:バニーガール
パリパリポリパリ:ハリウッドのホラー映画
内容:猥談(サッカー選手)
大好物:太っている人は何でも出来る

ともくんとしんぺいはネタよりも、何かあるたびにチャラい方がスプレーを出すのが。
もう一化けしたら面白くなるかも。
ゴールドハンマーは大阪の面倒くさい人を3分間でやりきっていました。
内容は割とダイレクトな猥談の単語を全てサッカー選手で言うというもの。
話が進む度に話が読めた会場の男性客が大爆笑。
大好物は割といつものショートコント。
受けは良かったのですが、合格かといわれると…うーん。
なお、この後出てきたはりけ〜んず前田さん曰く、
前田「舞台ソデで乳首を立たせている図、見たくないで〜」
それも含めてのM-1グランプリの司会でございます(笑)。

おかか:家族の絆
バウンサー:皇帝ペンギン
キューティブロンズ:ファミレスの店員
オープンスペース:水戸黄門(印籠を出す)
メンタルエイジ:お母さんと一緒の歯みがきの歌
ザ・パンチ:デートしたい

ザ・パンチが出たときの会場のホームっぷりがなんとも。
赤福いっぱい食べて〜」には爆笑。
ここの間のMCではりけ〜んず前田さんが初日に流れ星くん(流れ星瀧上さん)がいないから楽しみがない、という話を。
確かに昨日は萌えが少なくてレポートが寂しかったなーと。
前田「白いYシャツが似合う男子もいません!」
ちなみにその後の前田さん的萌えシチュエーションはどこの乙女ロード腐女子だと思いました。

ハリセンボン:バスガイドになってみたい
ちえのわ:男のデート(遊園地)
クリスタル:ジャングルにいるターザン
たけしまる:言葉の乱れ
エンドルフィン:英語で見る日本の昔話
バラクラバ:となりの晩ごはん
新宿カウボーイ:マナーの悪い人
庵:エセ韓国漫才(医者に行く)

ハリセンボンは去年は「イマイチ」感があったのですが、今年は持ちネタを絡めて納得の三回戦進出。
クリスタルはピン芸人×2で揃いの衣装が喪服だけ、しかも女性ものという設定。
「ごめん、未亡人にしか見えない」
エンドルフィンは三人組で英語で見る日本の昔話をフリップで紹介していくというもの。
「いったんもーめん」「こなーきーー」
あれ?
庵はいつもの韓国人にも伝わらない韓国漫才。
ここが合格だったのは、今日の審査が「キャラ立ちしている組に甘い」という基準だったからではないかと推察。
なおこの後のはりけ〜んず前田さんの「去年に比べて日本語上手くなりましたよね〜」発言が面白すぎでした。

すてふぁにぃ:オレもてるんですよ
マヂカルラブリー:地球を救いたい
カオポイント:学校を作りたい
ブレーメン:10回クイズ
パッチワーク:子供の遊び(けいドロ、かくれんぼ)
エリートヤンキー:張り込み
キャン×キャン:陸上選手へのインタビュー
チーモンチョウチュウ:ゴルフ(チャーシューメン)

すてふぁにぃはボケが弱そうな感じなのに「オレもてるんですよ」と言いきるネタ。
わりと好き。
マヂカルラブリーはそれ以外何を言えというくらいのキャラ推し、しかない。
ブレーメンは…なんでここが受かったのか正直疑問。
正確に言うと「なんでココが受かってあそこが落ちた」なのですが、詳しくは落ちた方の所でグチグチいうことにします(笑)。
エリートヤンキーは今回は個人的にはあまりはまらなかった印象が。
次を楽しみにしたいと思います。
キャン×キャンは…3分間だけラフォーレミュージアム原宿に現れた宇宙人みたい、と正直思いました。
そのくらい、他と次元が違っておりました。

アキバ☆ハラ:間近でアイドルを見たい
少年少女:紅葉を観に行こう
どぶろく:ヒーローもの
シソンヌ:出会いが欲しい
べんぎんナッツ:体感ゲームをやってみた
ものいい:バスケットをやりたい
鬼ヶ島:戦国武将
島田夫妻:結婚記念日

アキバ☆ハラはアイドルとオタの関係をここまでバイオレンス漫才に仕立てたという時点で個人的に大好き。
だってアイドルがオタをぼこり倒すなんて、漫才でしかできないじゃん(笑)。
鬼ヶ島は「あの野田です」が通じない時点できついというか…やりきりましたけどね。
島田夫妻は今回はショートコント仕立てじゃなく、歌い倒していました。
かつ笑いどころをしっかり入れてきているというのは上手い。
見終わった後、「これ単なるノロケじゃん」と気がついてぐんにゃりしてしまうところまで含めて上手い(笑)。

赤ヘルペンギン:野球漫
ドレミ♪:合コンがしたい(遠足好き)
マウンテンバレー:相方がかわいい
エクステンション:世の中の音がホテイ
シャベルカー:強い人間になりたい
囲碁将棋:病院にバラエティ要素を
メカドッグドラゴンボールごっこ

マウンテンバレーは男女コンビで相方を可愛く思えてくるというネタ。
全力の「キモっ」が好み。
エクステンションは全部の効果音を布袋の声でやっていくというもの。
囲碁将棋は「ジャニーズ病院いかねえよ」が。

100%片思い:合コンをシミュレーション
Manhattan Johnny Crew:お店を開きたい
グリーンランド:強盗
ファイアーワイヤー:TDLエビちゃんとデート
カゼニフカレテ:10回クイズ(時事ネタ)
Onna2:バイトしたい
RTドットコム:態度が悪い
南国姉妹:ハリウッドスターにインタビューしたい

グリーンランドは強盗ネタ、最先端恐怖症とかカッパとか面白い要素はあったのですが、お客さんをつかみきれていないというか。
カゼニフカレテは…はい、「ブレーメンが受かってカゼニフカレテが落ちた」のが腑に落ちないのですね。
同じ10回クイズが題材でも、こっちの方が台本的にも練り込まれているなーと見たとき思っていたのですよ。
(メモにも『時事ネタの入れ方がうまい』と書いてあるし、場内の受けもあった)
ぶっちゃけブレーメンスタンドアローン武勇伝だし(少なくともワタクシはそう思いました)。
で、結果はブレーメンが合格でこっちが不合格という。
…おもっーしろーいねっ!(ガッキーはやめろ)
Onna2は片方が宝塚のような男装で「死にたまえ」というのだけが。
南国姉妹ははける時の前田さんのどつきが。
前田「誰か炊飯ジャーで(奴を)封印してください。あいつ最後にかんだのが腹立つわー!」
最高。

ナンバー2:子供の頃の遊び
ゆう太だい介:兄弟でどっちがもてるか
チキンジョージ:子供に名前を付けたい
あしながランド:キャッチコピーが欲しい
のみくい処:恋をしたい
ジャガーズ:芸能人の細かいクセ
ジェリービーンズコレクション:羊が〜

チキンジョージは眼鏡飛ばしで掴みつつという。
「山田松坂…NSCの人みたいだな」に場内爆笑。
やっぱりそういう客多いのかー。
ジャガーズは漫才と言うよりはモノマネ、しかも細かいクセ、おまけにジャニーズという…。
これ正直M-1でやるネタかなーとか思ったのですが。
面白かったから良いけど。

トリテン:赤ちゃんが欲しい
ダークホース:山手線ゲーム
ヒヨシンガシ:TVショッピング
デイモンズ:男らしくスポーツ(バスケット)
タイブレイク:結婚式の出し物
クールズ:手に職をつけたい(美容室)
キングコング:洋服屋の店員

ダークホースは「中日は少々KYですね」のつかみから、鉄板の山手線ゲームネタ。
でもCDTVのマネは海保アナバージョンなのね(そこはスルーしておいてあげようよ)。
デイモンズは男らしくスポーツをするの下りからバスケットのマネをしているのですが、実はむちゃぶりという。
「このグランプリって〜」の下りと更にひどい一言の後の「2ちゃんねる情報で喋らない」のフォローがナイス。
これ受かって欲しいと思ったら本当に受かりました。えー。
キングコングは場内の受け的にも良かったのですが。
「あの(前の列にいる)おっさんの笑い方か」と「いつもの人」いじりを今更やられてもなー、とちょっと思ったのは内緒です。
あとテンポがお客さんと微妙にあっていないような?
修正してくるかな?

フロンガス水戸黄門のシーンをやりたい
ジャンピングニー:ボクシング
パワフルコンビーフ:ミュージカル喫茶
うさ:F1っていいよね
スプーン:同級生にあって名前を思い出せない時
マシンガンズ:バカばっかり(携帯電話の説明書、メール)
レアレア:腕が6本欲しい

マシンガンズがどんどん会場が寒くなるなか、相変わらずの罵倒漫才で爆笑を取っていったのが。
レアレアは「ちゃんと謝罪会見せい」のツカミは良かったのですが、中盤から受けが悪くなっていってしまったのが。
もうちょっとそのネタなら分かりやすいところから攻めるべきだと思います。
どうでもいいのですが、前田さん、ガッポリ建設でギャルを引っ張ることはできませんよー(笑)。

モナ三:デートに行ってみたい(TDL)
トレンディーエンジェル:実写化(鬼太郎、宮崎アニメ)
ばうんど:スパイになりたい
閃光花火:万引き
デコボコ団:彼女が欲しい
ミスマッチグルメ水球とは
ルサンチマン:確かに(健康に気をつかう)

モナ三は去年「加藤加藤」で出ていたコンビ、でいいんですよね?
相変わらずのパペットぶり、でももう一押し欲しい印象が。
デコボコ団は「身長が適齢期」とか面白いフレーズはあるのですが、もうちょっと何かが欲しいような。
ミスマッチグルメは…水着ーっ、タンクトップじゃないー。
しかも力一杯水球について語るという。
ある意味度肝を抜かれました、個人的に。
ルサンチマンは「確かに」よりもマイク前のフットワークが気になります。
結構このどんどん重くなる会場の中では受けていた印象だったのですが。

ぴゅあぴゅあ☆ますこっと:アイドルになりたい
赤ちょうちん:自販機を従量制に
Wあやの:温泉レポーターをやりたい
ガッポリ建設:しゃっくり芸
つるかめランド:子供の遊び(アルプス一万尺、騎馬戦)
赤だし:子供を助けたい
はんにゃ:タバコを吸う学生を止める先生

ぴゅあぴゅあ☆ますこっとはアイドルとオタマネージャーという組み合わせ。
アイドル役の子の声量の無さが。
Wあやのは、いかにも作家さんが書いた感じのネタ。
更に言うと、アイドルが傷つかないように事務所がチェックした上でテレビ番組とかでやっているコントのようなネタ。
ガッポリ建設は好き放題やっていきました。
パクリでうける芸歴16年、で自分の芸で滑るという。
つるかめランドは真ん中の人の扱いの酷さが(苦笑)。
ここまでやりきったら勝ちですが。

もんちち:女子大生漫才
チョイチャック:名字の由来
とっておきの二人:子供に本を読んであげる
ゴーバンブー:俺たちのライブ
ガリバートンネル:結婚式の駆け落ち
麦芽:旅行代理店
ラブドライブ:外人に間違えられる

もんちちは正直2回戦で見るのが辛いレベル。
とっておきの二人は子供に本を読んであげるというネタ、わりと個人的に好みでした。
「NoWar」
ゴーバンブーは歌をネタに、というかただのライブ。
意外性が受けていたっぽい。
麦芽は…最後に何故優香?と思っていたら「細かすぎて〜」の子でしたね。
全然気がつかなかったorz
ラブドライブは受け自体も良かったし(受けが良かったのはちゃんとチェックしてあります)、よく見かける掴みきれていない感じもしなかったので絶対に合格すると思っていたのですが。
思わず審査結果のあと「えーっ」って言っちゃったよ(笑)。

蝉しぐれクラシック:学生時代のラジオ
ダンジキ:2,3分クッキング
井上好井:人生ナビ
バンビローシ:地元のテーマパーク
ガリレオガリレイ:コンビニの店員
西大井グルーピーズ:女になりたい
すずらん:ファミレスの店員

ダンジキはネタが飛んだのはともかく、すごい惜しいネタだと思います。
ヤンキーの作り方を料理番組風にするネタなのですが、非常にいいところは突いていると思います。
試食で「もう子持ち」とかいくらでもネタの広げ方は出来そう。
西大井グルーピーズは6人組で、ツッコミとボケとコーラス4人という。
インパクトはありました。

ツインズ:ファンレター
エンジョイワ→クス:忍者をやりたい
ダブルブッキング:不動産屋
スパークスタート:世の中にうんざりすること

ツインズは双子であることを上手く使ったラブレターネタ。
結構面白かった。
ダブルブッキングはつかめていないとか受けがイマイチとかよりも、M-1グランプリの会場でセンターマイクの前に立つ彼らを見られたというのが。
スパークスタートはこれだけいい順番だったのだから、普通のネタじゃなくてM-1グランプリにうんざりすることでも良かったのに。
「オレもてたいんですよね」
「もううんざり!」
「子供の頃の遊び〜」
「もううんざり!」
「肘でもいいから目に入れろ」
「もううんざり!」
ごめん、これワタクシの心の叫びだ。


そんなわけで本日の合格者は25組。
今日が一番納得いかない結果なのですが、それはそれとして次の3回戦を頑張っていただきたいものです。