M-1グランプリ2回戦東京2日目
あ…ありのまま、さっきのM-1グランプリ2回戦東京2日目に起こった事を話すぜ!
『たむらけんじと竹山崎がタイムオーバーで強制終了になった』
しかも大トリで起こったんだ、信じられないだろう?
サイレンが鳴っている組はよく見かけるが、強制終了される組なんて初めて見たぜ、合格したがな。
そんなわけでM-1グランプリ2回戦東京2日目@ラフォーレミュージアム原宿に行って参りました。
しかし前日のレポに手間取ったため見事に寝過ごし、Cグループからなのですが。
で、BODYはこの日だったらしく念願のネタを見ることが出来ました、超最低で最高でした。
これで今年のM-1グランプリの目標クリア(笑)。
で、結果は公式サイトにアップされている通りです。
(http://www.m-1gp.com/prorep/index.php)
庵が落ちていて非常にショックでございました。
あの韓国漫才でなくて今年やっているゴルゴのショートコントやれよーorz
以下個人的に好き、その他取り上げたいグループのみになりますが感想を以下にあげる予定です。
予定は未定ですが気長にお待ち下さい。
エリートヤンキーとナンブヤジマとBODYは書きたい。
あと、全体的な印象としては今日は昨日よりは客席が暖かい感じがしました。
それからそれぞれのコンビに対する受け的に、吉本に普段行っているお客さんが多かった感じがしました。これは個人的な印象かも知れませんが。
こっそりと追記しておきますが、明日受けるアマチュアとかフリーの人は「マイクに一歩近づく」ことをオススメします。いや会場が普段お笑いライブをやるような場所ではなく、数百席ある場所なので地声だけで届く距離じゃありません。しかも審査員席は後方ですし。本当にそれで損をしているコンビが多いので思わず追記させていただきました。
<Aグループ>
AとBは未見なので順番が違うかもしれません、ご了承願います。
ロシアンモンキー、Bコース、ジパング上陸作戦、三日月シュガー、10tトラック、爆裂Q、コンマニセンチ、カナリア、ANZeN漫才、めっちゃアウェー、てっぺん、ちんどんちゃん、ジューシーズ、Theブるーパンツ、オジンオズボーン、あきちゃんほりちゃん、響、パール、LLR、ぶんぶんボウル、クールポコ、クワバタオハラ
<Bグループ>
ガルシアン、ゴリラノッポ、chu×3チューブ、蝉しぐれクラシック、モンキーターン、That's That、ピース、南国姉妹、子宝、カントリーロード、ガルウィング、島田夫妻、バターとチーズ、犬の心、ミュータント、エクステンション、ミサイル、ワンワンニャンニャン、デスペラード、パンクブーブー
<Cグループ>
弾丸ジャッキー、ロビンソン、ジェニーゴーゴー、メンタルエイジ、EE男、ちひろ組、ミラール、オオカミ少年、q、未体験ゾーン、エリートヤンキー、タカダ・コーポレーション、ルーレット11、クールズ、メカドッグ、おいおい、しずる、米粒写経、アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイ、どりあんず、髭男爵、庵
弾丸ジャッキー:お葬式
Bグループで見られないと思っていたのですが、順番がずれたらしくみることができました。
ネタはショートコントの「自衛隊のお葬式」をアレンジしたものでちゃんと漫才でした。アクロバットも首絞めも披露しなかったし。
…えーと、お前の、漫才の、定義は何だ。
受け的には結構良かったものの、結果は敗退。
やっぱり鞍馬って分かりにくいと思うのですよ、むしろ跳馬にして助走の後宙返りの方が良かったんじゃないかと。
はい、アクロバットやって欲しいだけです(笑)。
EE男:リスニングテスト
というか洋画をサザエさんでやるという彼らの鉄板ネタ。
NG集まで全部やりきればそりゃ合格になるでしょうと。
なお、審査発表の時に読み方が分からなかったらしく、MCや他の審査員に聞いているのが非常に微笑ましかったです。
この付近のコンビにとっては心臓に悪いけど。
オオカミ少年:応援団
M-1グランプリという舞台だったからでしょうか。
トチるわカンペ見るわ…とえらいことになっていました。
MCでも「噛んだの初めて見たわー」とネタにされておりました。
合格おめでとうございます。
エリートヤンキー:運動会
身長差のある二人組。
最初のマイクを背の高い方に合わせようとするツカミから、「パンを見るな」などのボケの繰り返しまでものの見事に綺麗に決まっていました。
「カツラさすな」「続きはwebで」
アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイ:もったいない
バングラデシュ人のボケと日本人のツッコミというコンビ
猪木の口調で「日本国籍があれば〜何でも出来る!」とか断言されたらそりゃ笑うしかないでしょう。
個人的に一番準決勝に残って欲しいコンビなのですが、これ以上のネタあるかなー。
髭男爵:貴族のショートコンチェルン
滑らないまんま終わる髭男爵は妙に物足りない気が(ごめんなさい)。
あと、各グループMCを挟みながら6〜7組づつネタをやっていくのですが、Cグループの最後が米粒写経、アミ・ボロロク・ホエ・デシェ・ジェテ・チャイ、髭男爵、庵と妙に濃いラインナップでした。
それは狙ってやっているのか?
コーナー後のMCでははりけ〜んず前田さんに出番1時間前にあの衣装でワイングラスにドリンクを入れてスタンバっていたことをばらされておりました。
しかもあの格好でロビーをうろうろしていたからどこのパーティーやねん、ということも。
庵:韓国漫才
ここは最近やっているゴルゴネタで行って欲しかったと思います。
あえて狙わなかった?
<Dグループ>
スタンスミス、ヴィレッジ、モスビー、クルクルキューティクル、タイブレイク、あづま、超新塾、虹の黄昏、トラベルチャンス、ビックシティ、ぺんぎんナッツ、チキンジョージ、末高斗夢とメグちゃん、5番6番、デカメロン、さんごしょう、ものいい、ガウルルー、BODY、若月
超新塾:UFOを見た、告白
この時間で2つのネタを入れきったということにびっくりしました。
このあとMCだったのですが、前田さんは超新塾を見る度に「大人になったおそ松くん」と思うらしいです。
そうきたか。
チキンジョージ:親がいない
敗退したのですが、このネタをキレ漫才でやるというのはインパクトがありました。
「孤児院は家じゃねえ」
末高斗夢とメグちゃん:ネタ失念
ホリプロの誇る2大イロモノがコンビを組んでM-1グランプリに殴り込みという企画ものユニット。
「誰が見てもイロモノです」という本人達の言葉通りのネタでした、なお衣装は両方ピンク(笑)。
個人的にはそれぞれが勝手に自分のネタをやっているような感じがあり、Fグループに出てきた「もう中学生ですよ」の方が上だと思ったのですがこっちが合格でした。
「楽しんでやっているのうちらだけー」
なお、末高斗夢は会場にネタで使った炊飯器2つを忘れていったことを後でMCにネタにされておりました。
前田「なんであんな大きいのを忘れていくんだ?」
末高斗夢にとって炊飯器はそんなに大きくない荷物だと思います(笑)。
5番6番:ブログ
ここはあっさりとこのネタで合格。ごめんこのネタ見飽きた…ので次のネタを楽しみにしたいと思います。
BODY:銀河鉄道999をやりたい
増谷BODYと宮崎BODYによるコンビ、というか増谷キートンと椿鬼奴です。
受け的にはその日5本の指に入るくらいの爆笑を取っておりました。
インパクトがありすぎる大オチ*1には大爆笑。
「あたしがメーテルだと思った」
MCでもBODYは大人気。
ネタが終わった後舞台袖でインタビューを受けるらしいのですが、ちょうど袖で座っていた前田さんの目の前にキートンさんの尻があったそうです。2分間。
前田「松本零士は槇原敬之よりもあいつらを訴えろ!」
その通りだ(笑)。
若月:ナレーション
モノマネをしつつも兄弟愛有りの上手い構成で合格でした。
<Eグループ>
高温ドリル、イナズマライン、カレーコロッケ、ラブカップル、スパンコール、すしぶらざ〜ず、三拍子、ナンブヤジマ、エコギャング、Wスズキ、西村ステッキ、たもみの、マシンガンズ、トータルテンボス、ストロング・マイマイズ、ウィナーウィナーズ、俺のバカ、ブルックリン、バッドボーイズ、POISON GIRL BAND
ラブカップル:仕事をしている人は格好いい
終わった後の「やべー」という声が全てを表しておりました。
観客を置いてけぼりにしたまんま暴走していったような感じがしてしまった。
三拍子:映画に出たい
ここはエレガントに華麗に流したという感じでしょうか。
…最後微妙にこけかけたことはあえて見なかったことにします(笑)。
ナンブヤジマ:ショートコント
今日唯一のアマチュア合格者。しかしネットを見渡したところ、一応お笑いライブとかには出ているらしい。
「名前だけでも覚えていってください、ナンブヤジマですよろしくお願いします」という始まりから、その「ナンブヤジマですよろしくお願いします」をブリッジにしたショートコントを鬼のように畳みかけていくというネタ。
一つ一つのネタもそうですが、ネタを切ってブリッジを入れるタイミングが非常に上手かったです。
会場も文句なしに爆笑でした。
エコギャング:ボスになりたい
マフィアのような格好をした二人がボスの会話をやっていくというネタ。
その小道具の畳みかけとか個人的に結構好きな感じでした。
「なんだ、私だ」「ナンだ、タワシだ(取り出していく)」
トータルテンボス:O×クイズ
ああ、M-1では「はんぱねぇ」をちゃんというのね。
「M-1しらんぷり」はネタで入れていましたが、その後MCで散々いじられておりました。
「お客さんも受けるからやるんですよ、次やったら知らんぷりしてください」
俺のバカ:振り込め詐欺、嘘をつく
バカとムチというコンビ(ムチはなわとびらしい)
うっかりヒーローものまでネタをやりかけてしまっていたのが残念というか。
バッドボーイズ:タクシー運転手
とりあえず、ネタ開始早々10年目って公言するなよ。あさましいなあと個人的には非常にマイナス評価です。
ネタは清人さんのタメ→暴走といういつもの。
POISON GIRL BAND:好きな教科
どんどん話が英語でいうと…とかにずれていくという漫才。
「全席指定」「オールスタンディングって言わなかった?」という下りが好きです。
<Fグループ>
ブレーメン、中央塗装、男子、魚でF、5GAP、宴人、もう中学生ですよ、ルネサンス、ルビーと安達、こりゃめでてーな、マキシマムパーパーサム、たむらけんじと竹山崎
もう中学生ですよ:先生に叱られる
もう中学生とですよ。(「あい、すいませーん」の人といえば「インパクト!」を見ている人は分かると思う)による漫才。
個人的にはそれぞれの持ちギャグを上手く組み合わせ、かつネタとしてもちゃんと成立していたと思います。
ここが落ちて末高斗夢とメグちゃんが合格というのが納得がいかなかったです。
たむらけんじと竹山崎:娘さんをください
なんだこのパステルカラーのオヤジ三人は、ユニクロか、ユニクロのCMなのか?と思いました。
ちなみにたむらけんじが黄緑、カンニング竹山がピンク、山崎邦正が黄色。
で、タイムオーパー強制終了にもかかわらず合格という結果。
むしろここで叩き落としておいた方が良かった、ネタとしても結構グダグダだったしと個人的には思います。
三回戦はこれ以上のネタを見せていただけることを期待したいと思います。
「おもろい芸人はみんなしねー」「しねー」
<おまけ>
はりけ〜んず前田さんのMC
その1:
空き時間にラフォーレ原宿の店内をうろうろしていると、休日のせいかカップルがいっぱいだったという話。
で、一番いちゃいちゃしていたカップルが島田夫妻だったそうで。
「私服だからってばれてないと思うなよー」みたいなツッコミが。
その2:
何故かアニメの話になり、前田さんが「目からビームを撃ちますにょ」というデ・ジ・キャラットのでじこ口調で語尾に「にょ」をつけて話しまくるという時があったのですが…。
語尾に「にょ」をつけても全然違和感のない三十路後半。
すごすぎる…(分からない人は自分の身の回りの三十代後半が語尾に『にょ』を付けて話す姿を想像してみよう)
*1:漢字で書くと「ら」