窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

お笑いホープ大賞THE FINAL決勝(感想追記)

ご覧になりたい方のみどうぞ。


ゴールデンウィークも最終日。
とうとう決勝までやってきました。
ゴールデンウィークにお台場まで通い詰める日々もこれが(多分)最後です。


決勝の順番は投票用紙が渡されて初めて分かるようになっているのですが(今年は公式ブログで先に発表したらしい)、渡されて絶句。
THE GEESEが最初かよ。
1番じゃない方がいいかな、と思っていたので貰った瞬間思わず笑ってしまいました。
しかも割と有利な終盤に漫才が固まっていますし。


司会は小穴浩司アナと戸部洋子アナ。
今回は特別審査員がいるということでその紹介などもありましたが、去年のような芸能人とか漫画家とかではなかったです。
東京ウォーカーの編集長とか。


THE GEESE:コント 卒業式前のホームルーム
多分決勝でやるだろう、と思っていたネタだったのでホワイトボードが出てきた瞬間やっぱりと。
「実戦だ」とか「4-3-4の〜」とかで受け始め、思い出作りとか目玉焼きとかで場内の爆笑をさらっていました。
「足下をすーすー」とか単独ではやってないフレーズもあったり。
このカオティックなネタが、1番手ということで逆に受け入れられやすかったのかも。
弾丸ジャッキー:体操選手と自衛隊のショートコント
ここは鉄板を集めた印象。
「体操選手の拷問」とか。
でも「自衛隊のクイズ」ときて「自衛隊のピクニック」ではなく、「自衛隊のクイズ」(○×)という。
こういう昨日見た人向けにちょっと変えてくるところが心憎い。
ラバーガール:コント 足つぼマッサージ
ものすごく受けていたのですが、個人的にはこのネタ終盤のとっくみあいがちょっと苦手です。
軽く引くというか…。
オジンオジボーン:漫才 ツッコミが上手い
でもここのベシッというぶっ叩きは引かないで笑ってしまいます。
今日はちょっと爆発力が足りていなかったかなと。
マシンガンズ:漫才 腹立つ事
今日の掴みは決勝進出に対するマネージャーの一言「奇跡が起きたね」に対するツッコミでした。
その後YOSHIKIから携帯の説明書からバイト先の若い子からネット(レッドカーペット出演時&自作自演)までやりきっておりました。
で、場内は大爆笑だったのですが前の席の子供が泣いちゃってなー。
泣き出す可能性がある年齢の子供をこういう場に連れてくるなよー、しかも前から2列目に。
これは営業じゃないんだから、芸人さん達もいじれないってばさ。
風藤松原:漫才 やだねぇ、ラジオDJ、犯罪者
予選で危うかった部分も受けていた印象。
犯罪者の部分での「レッドカーペット賞取れるくらいのギャグをやれ」という風藤さんが。
ななめ45°:コント 三角関係
このネタ好きですし受けてもいましたが、何かひと味が足りなかったような。
自分にとってだけかもしれませんが、ななめ45°の代表作が「三角関係」から「再婚相手」に変わった瞬間かも。
ナイツ:漫才 SMAP
「すげー。うけがはんぱない」とだけメモが。
このコンビの調子が良い時ってこうなのか。
笑いの蟻地獄というか、後半はほぼひっきりなしに会場全体が爆笑の渦でした。
オードリー:漫才 デートがしたい
いつものネタかと思ったら、春日クイズなど最近のネタでも使っているお客さんの下りが増え、さらにバラエティが増えていました。
ちょっとラストが駆け足になっちゃったのが惜しい。
三拍子:漫才 大家族
大家族ネタで子供の泣き声が聞こえてくると、ちょっと一瞬素になるというかさめてしまいます。
うーん。


で、投票の後、前回優勝のキャン×キャンがネタを披露。
子供が欲しいとか、音楽を聴かせたいとか、マスオさんとか、永島キャスターとか、フィギュアとか盛りだくさんでした。
終わった後に司会のアナウンサーとトーク。
長浜さんが開口一番「いやー良かったー」。
プレッシャーがないので楽にやれたそうです。
ちなみに賞金で背広を買ったそうですが、長浜さんは体型が変わって入らなくなり、玉城さんは前と同じ色の背広を買っていたそうです(あのよくネタにされる茶色の背広)


その後出演者全員が舞台に上がっての感想など。以下箇条書き
・松葉杖をうっかり落とすTHE GEESE尾関さん、素早く拾う弾丸ジャッキー松雪さん。
・尾関さんの「後ろに行くほど面白くなって」に隣の弾丸ジャッキーが「おいっ」
・「体操キャラが出ないように」という松雪さんに「多分出てこないと思います」と戸部アナ
オジンオズボーンは先輩の安田大サーカス団長から激励のムービー写メールが来たという話。
・ムービーを見てみたら、2000人のお客さんと団長が一斉に「すべれ〜」と
・流石団長。
マシンガンズは子供が泣き出しちゃってどうしようかと思っていた話とか
風藤松原は風藤さんが「なかの芸能小劇場にお越し頂きありがとうございます」
・うん、確かにお台場よりもあのハコの方が相応しい面子だ。
ななめ45°は岡安さんが(車掌の人)遅延したそうです。
・塙「遅延証明書は?」岡安「後で配布いたします」
・ナイツは塙さんが「浅草東洋館にお越しいただき〜」「雷ライブか」
・うん、確かにお台場より〜(以下略)
・三拍子は泣きやんでいた子供がここでまた泣き出した、しかも子供が生まれるシーンでという話
・で、この話が終わった後審査結果発表。
・特別審査員が全員舞台に上がり、まずホープ大賞から発表。
・元祖爆笑王さんは準決勝くらいの格好で十分だと思います。
・何のことか分からない人はCSの放送か地上波の放送でお確かめ下さい。
・あっさりとホープ大賞はナイツ、と発表。
・で、一通りトロフィーなどを受け取った後「続いて東京ウォーカー賞の発表を〜」
・なんか、東京ウォーカーでの連載権が与えられるそうです。
・それ、ホープ大賞より美味しくないか?
・その東京ウォーカー賞はラバーガールが受賞。ナイツに見せつけるように大喜びするラバーガールが。
・で、最後に発表したのがレッドカーペット賞。THE GEESEが受賞でした。
・松葉杖を振って喜ぶ尾関さんとその松葉杖を奪い取って振って喜ぶ高佐さんが。
・なんか珍しいものを見たような…。


舞台の中で一番面白い組を選ぶ、というホープ大賞の趣旨としては非常に妥当な結果になったと思います。
この結果を、というよりはホープ大賞が決まるまでの過程を踏まえた上で、来年夏に行われるらしいプレミア級のコンテストを行っていただきたいと思う次第でございます。


しかしTHE GEESEがレッドカーペット賞。
ホープ大賞よりは可能性が高いと思っていましたが、まさか取るとは。
レッドカーペット向けのネタがあるのか、とか色々考えてしまいますがともあれおめでとうございます。
アキレス腱切って得る物も多いような。