窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ3回戦東京(2)@ルミネtheよしもと(済)

「ドラえもーん、今回の3回戦は全部平日だからレポとかメモと書けないよー。家に帰ったら疲れて寝ちゃうに決まっているよどうしよーう」
「じゃあ、家に帰る前にメモだけでもあげちゃえばいいじゃないか」
「そうか、ありがとうドラえもん!」
お笑いどスケベ的に正しいと思いますが、人として間違っているような気がしてなりません。


なお、あらかじめご注意をお願いしたいのですが、これはワタクシ個人の印象であり感想です。
正確な批評を求める方は別の所をご覧下さい。
それよりも是非会場にお越し下さい。
とりあえず畳みます、ご覧になりたい方はどうぞ。


(ネタ順の時のメモ)
・かたつむりはキャンセルでした。
・一番受けたのはハマカーンだったような気がします。
・ラスト3組の受けは素晴らしかった。
・でも一番ツボだったのはザ・アンモナイト。あのネタを漫才にするかと。というか3回戦まで上げるか審査員(笑)。いろいろな意味でツボですツボ。


3回戦も2日目。
じわじわと心身ともにダメージが来ているような気がします。
MCはM-1グランプリでお馴染みのはりけ〜んずのお二人。
前日「はりけ〜んずの代理のリットン調査団でした〜!」で締めたくらいですし。
(「ちょうどその日仕事だからうちらが入ったのが丸わかりやん」とも言っていた。)
最前がルミネにしては妙に年齢層が高かったらしく、いじり倒します。
前田「ヤ○オクで落としたような」
新井「こらっ」
ちなみに本当に「ヤ○オクで落とした人〜」と会場に聞きました前田さん、ブラボー。
審査員は元木、佐藤、浅利、前田の各氏(漢字が違っていたらごめんなさい)。
いつも通り制限時間の説明や最初のブロックのコンビを読み上げて、普通だったらはけるのですが。
前田「あと、コンマニセンチの竹中を排除するように、あいつ2回戦で落ちとるやないか」
新井「ラジャー」
どうもコンマニセンチ竹中さんが舞台袖で見ているようです。
そういう感じで開始。

オクヨコ:ヒーローになりたい
スモールート:ヒーローになりたい△
井下好井:めんどうカフェ△
ジャングルポケット:プロボクサー、いじめを止める
弾丸ジャッキー:戦国武将、幼稚園の先生
キャン×キャン:方言を知ってもらいたい△
磁石:料理番組◎

オクヨコはヒーローになりたいのですが、そのヒーローが名前を名乗りたがらないというネタ。
で、スモールートは
「おれ、ヒーローになりたいんだよ」
「お前もか」
ど初っぱなからネタがかぶるという奇跡が。
こっちはトリオで、一人がアメリカ人というアマチュアの組だったのですが見事にやりきっていたのが好印象。
ほら、ネタがかぶるって同じライブ中で順番が離れていても嫌じゃないですか。
井下好井はそのおやじギャグ的発想(メイドカフェ→めんどうカフェ)はともかく、それを「確かにそれはめんどい」というのを納得させていたのが勝因でしょうか。
ジャングルポケットは斉藤さんが突っ込みというパターンでした。
弾丸ジャッキーはアキレス腱推しが。
でも、冷静に考えると戦国武将になりたい体操選手と幼稚園の先生になりたい自衛隊って。
キャン×キャンは掴みきれていない印象。やっぱりパカパカは引かれますね。
磁石はちょっとテンポが速いような気もしましたが、大受けでした。

ポケットパラダイス:隣の女性のパンティ
ワタルwithオカン千羽鶴
しんのすけとシャン:飲食店のクレーム
オオカミ少年:声出し練習
髭男爵:面白い話△
Wコロン:もてるには○
カナリア:インストラクターをやりたい◎

ポケットパラダイスはちょっと噛み噛みだったのが。
ワタルwithオカンは「頭をこうっ!」が印象的。
しんのすけとシャンはラーメン屋でのクレームに対処するというネタ。
オオカミ少年は例年通りの声出し練習だったのですが、お客さんが全く乗ってこない感じだったことに驚きました。
髭男爵はちょっと今年は厳しかったなー。
一番受けていたのが「ラストイヤー」の部分だったですし。
Wコロンは最初の根津っちさんの「ファッ○ン浅草」で吹きだしてしまいました。
その後も受けていたのでもしかしたら、とか少し期待したのですが。
カナリアは安達さんがインストラクターになるというネタ。
個人的には置いて行かれていましたが、拍手が起きるくらい受けておりました。

クレオパトラ:青春ドラマをやってみたい
ヒカリゴケ:甥がかっこいい△
朝倉小松崎:刑事ドラマをやりたい○
メメ:おしゃれなバーに行きたい△
アームストロング:ボウリングのストライク△
マキシマムパーパーサム:ヒーローの変身
ナイツ:自己紹介◎

ヒカリゴケは叔父と甥という関係の説明から、いい部分を全部まとめたような感じ。
「法事で無視するぞ」はツボ。
朝倉小松崎は相変わらずギターが。
エレキでないと小島よしおは出来ませんわな。
やっと準決勝の扉をこじ開けた、といったところでしょうか。
メメは女性コンビなのですが、まさかのコアな野球ネタという。
広島カープを話題にするなんて、コア以外の何者でもないよ(笑)。
(注:窓井さんは生まれてからずっと広島カープファンです)
アームストロングはボウリングのストライクの時の喜び方、だったような。
ちょっと印象が薄いです。
マキシマムパーパーサムはヒーローに変身(ネタメモの時、間違えていました)。
ナイツはもちろん受けていたのですが、ちょっと今日の出来だけを見ると盤石ではないような印象が。
もちろん準決勝にネタを温存している可能性もありますけど。


このブロック間のMCではM-1も3回戦になるときっちり受ける組ばっかりなのでMCの必要がないという話に。
1回戦では3時間に2回くらいしか笑わないとか、ゲラのおばちゃんがいるとか。
で、たまたま前田さんが幕張メッセ(のアニメのイベント)に行った時、プリキュアと写真撮りたいけど一人だしと思っていたらそのおばちゃんと邂逅したそうで。
写真、撮ってもらったそうです(笑)。
なお、コンマニセンチ竹中さんは意地でもどかなかったとのこと。

えんにち:映画CMのナレーション△
笑撃戦隊:携帯の調子が悪い
スリムクラブ:お葬式に行きたい△
あきげん:あえて互いの悪い所を
イシバシハザマ:応急処置△
飛石連休:藤井さんが入院○
安田大サーカス:温泉旅館

えんにちはネタ終わりの「よぉー、パン」の拍手を割とお客さんがやっていたのが。
そうか、よしもと(以下略)所属だったっけ。
うーん、ホーム感。
スリムクラブは真栄田さんのボケ頼みに見える部分がコントならアリだと思うのですが、漫才としてアリかと言われるとちょっと疑問が。
あきげんはあえて互いの悪口を言おうというネタで、「あ」から順番に元気さんの悪口を言うというものだったのですが。
うーん、えーと、ネタチョイスミス?
凝ったことをやろうとしてお客さんが思ったよりついてこなかったパターン?
メモにも「ネタミス?」と書いてしまうくらいでした。
飛石連休はドカッと受ける所はありますし、決して滑っているわけではないのですが、爆発力が少ないのが。
岩見さんが自分のタイミングを意識してコントロールするとか、取れる手段はいくらでもあるような気がするのですが。
安田大サーカスはhiroさんのリバウンド、というか膨らみっぷりに目がいってしまい、ほとんどネタの記憶がありません。
二重あごはわかるけど後頭部も2段になっているよ…。
おもわずイラスト描いてました(馬鹿)

ツーナッカン:またつまらぬものを斬ってしまった
虹組キララと研究生:ハローワーク
Vステーション:SMなファーストフード
ダブルネーム:チャゲ&飛鳥で紹介○
どんぴしゃ:高校生の子供を叱る
マヂカルラブリー:お化けの対処法◎
響:お父さんになりたい

ツーナッカンはちょうど席がスピーカーの近くだったので、高い声がちょっと辛かった。
虹組キララと研究生はネタよりも、羽を付けたキララさんが酉の市の熊手に見えて仕方がありませんでした。
(時期的にね)
Vステーションはマゾニナルゾとエスバーガーというネーミングが。
この発想でここまで来たという印象が。
ダブルネームは今年はチャゲ&飛鳥でした。
チャゲ&飛鳥でいろいろな物を紹介という、こうきたか。
色々展開しやすくて来年のエンタも行けそうな気がします(M-1決勝じゃなくて?)。
どんぴしゃは片方が王監督のマネで博多華丸と細かすぎて伝わらない選手権に出ていた人。
それ以外は割と普通の漫才という印象だったので、これにどう絡めるかというのが今後の課題のような気がします。
マヂカルラブリーは受け的にも申し分ないと思ったのですが。
響は長友さんの膨みっぷりが(テレビに出るデブキャラはさらに膨らむ仮説)。
ネタのクオリティがやや下がっているのが気になる所。
舞台袖で長友さんとぶつかったらしいはりけ〜んず前田さん、普通に謝られたことをネタにしていました。
そりゃ大先輩にできないでしょう。

デスペラード:子供の遊び
ザ・アンモナイトベネズエラのドラマ風漫才▲
コア:10年売れない△
クロンモロン:シンデレラ△
マッドドックス:早口言葉
ものいい:互いの体型、どきっとさせたい
我が家:腹立つこと○

デスペラードは去年ほどのインパクトが無かったような。
ザ・アンモナイトは持ちネタの「アコララーダ」コントで金八先生というトリッキーなネタ。
元々のネタは以下を参照。

まずこの持ちネタを知らないと世界に入れないわけで、敷居が高い事この上ない。
案の定、場内のお客さん8割がぽかーんでその中一人で笑い転げておりました。
良く3回戦まで上げたなー、審査員。
コアは特攻服じゃなく背広で登場というのに驚いた。
クロンモロンはシンデレラ。
上手くオチに収束していく部分は好きなのですが、いかんせんそのオチが飛ばしすぎというか。
これはあくまで個人的意見ですが、最近エッジのついた部分を見せようとしすぎてしまっている感じがするのですよね。
あと今年のオンバト本戦で落ちたのが微妙に影響を及ぼしているような感が。
(あれは2階は馬鹿受けだったけれど、意外と玉が入らなかったのですよね)
マッドドックスは関口さんが噛んじゃだめー
ものいいは吉田さんがさらに膨らんだような(テレビに出たデブキャラはさらに膨らむ仮説の証明←待て)。
我が家は面白かったことは記憶しているのですが、どう面白かったかは思い出せないという。

ポテト少年団:ちかん△
オリエンタルラジオ:子供が欲しい△
新宿カウボーイ:薄毛が気になる
ハマカーン:ゴキブリ◎
囲碁将棋:J-WALK◎
U字工事:栃木FA宣言◎

ポテト少年団は見慣れたネタだったのですが、今年はオッケーだったようです。
やっぱり「みんな3位」がきいたのか(違う)。
オリエンタルラジオは子供が欲しい、というネタ。
妙なソフトバンク推しが。
このくらい受けていれば合格するだろうなと思っていたら不合格という。
まあ、追加合格でしょうけど(後日追加合格が発表)。
ハマカーンは受けていました。
メモに「一番受けてた」とあるくらい。
このスタイルに変えたのを初めて見たのがちょうど去年のM-1敗者復活戦なのですが、ここまでになるとは。
囲碁将棋はこの後でもがっつり受けを取っていったのが。
J-WALK最強説。
U字工事は栃木FAのネタ。
ここも爆笑で、この盛り上がりはトリにふさわしいと思いました。


結果は以下の通り。

井下好井、ジャングルポケット、磁石、カナリア朝倉小松崎、メメ、アームストロング、ナイツ、スリムクラブ、ダブルネーム、我が家、ポテト少年団ハマカーン囲碁将棋、U字工事

えー?