窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

R-1ぐらんぷり2009準決勝@ラフォーレミュージアム原宿(追記有)

準決勝で64組いっぺんに審査、というバカっぷり豪快さに萌えたので、当日券(立見)ながら観に行ってきてしまいました。
つまり、ワタクシも、バカ。
ちなみに小島よしおが北海道の営業先から戻れずキャンセルとなっておりました。


なお、時間がないのでネタ順とかのメモのみになります。あらかじめご了承下さい。
つまり期待しないでくださいねー。
以下畳みます。


(以下追記部分有り)
ということで、うっかり来てしまいましたラフォーレミュージアム原宿。
会場に着いた時間もそんなに早くないため、後方立ち見。
前の方の受けっぷりが分かるので良いのですが、体力が…。
あと、個人的な感想なのですが準決勝でも受けが微妙なことが多いのが意外でした。
どの組も有る程度は受けが取れてというM-1とは違う感じが新鮮。


MCはM-1でもお馴染みはりけ〜んずのお二人。
1回戦からの話を割と色々。
ハローワーク帰りのおっさんが笑っていたとか、85歳のおばあちゃんが時間切れの強制暗転の音に全く動じなかったとか。
ちなみにR-1の紙袋が会場に来たお客さんに配布されていました。
限定1000枚らしい。

ジョーク東郷:日本昔ばなし
鬼頭真也:大好きな本を紹介する
マリッジブルーこうもと:有名人だらけの桃太郎
出雲阿国:合コンのダメ出し
もう中学生:コント 国会
児嶋一哉:新米の訓練

大変申し訳ございませんが、感想は敬称略とさせていただきます。
ジョーク東郷は庵のゴルゴの人。
ネタは…ブリッジの歌の歌詞がひどかったのだけが印象に。
しかしこの後ゴルゴを色々な人がネタにしていたため、見事のその前振りになったような気が。
鬼頭真也は本を一言で紹介していくというネタ。
ここがまずドカっと受けた印象。
しかも最後の展開がうまかった(ネタ時間3分→4分で増えた分?)。
ネタ後は受けてた、準決勝が終わったときは確実にサバイバルステージ以上はいけるなと思っていたのですがまさか決勝進出とは。
後方から見ていて笑い声に消されて聞こえにくい部分があったので、その分も含めて決勝で見られることを楽しみにしたいと思います。
出雲阿国は周りの女の子に合コンの時のダメ出しをするけれど自分が一番アレというネタ。
ちょっとキーワードが厳しい、というか伝わりにくかったような。
もう中学生は、受けていたのですがネタ以外の所が受けているのですよね。
「消防車ぐちゃぐちゃ」とか。
その辺りが気になります。
児嶋一哉はちょっと単調でした。

竹内康晃:THEアルフィーサポートセンター
カートヤング:校長先生の話
キャン×キャン長浜之人:永島キャスターの噛み技ベスト5
エハラマサヒロ:(前略)うっとおしいライブ
板倉俊之(インパルス):暇な警官
サイクロンZ:ダンスレッスン

竹内康晃はTHEアルフィーのサポートセンターというネタ。
不条理が割と好み。「おめでとうございます」とか(あれはめでたくないと思います)。
カートヤングは校長先生の話。
しかし尺八とかラジオとかのマネ芸が挟み込まれてなかなかの受けでした。
後半のぶつ切れがちょっと後方だと分かりにくいような?
キャン×キャン長浜之人はお馴染みの永島キャスターネタ。
でも何度も見ているはずなのに笑ってしまいます、つい。
エハラマサヒロはうっとーしいアーティストのライブ。
受けていましたが、個人的にはちょっと。
あくまで個人的な感想なのでその辺りを差し引いていただければと思うのですが、確かに上手いがその対象に対しての愛が感じられない、と思いました。
あくまで個人的な感想ですよ?
板倉俊之(インパルス)はちょっとオチとかが弱かったような印象が。
サイクロンZは個人的に大好きなネタだったりするダンスレッスンネタ。
笑いもそうでしたが、拍手がすごかった。

ユリオカ超特Q:ハゲ漫談
チャンカワイ:痩せない
ナオユキ:漫談(天然、ひきこもりなど)
シャカ大熊:犯人の告白
ちゃらんぽらん富好:知らんな〜
夙川アトム:業界人紙芝居「浦島太郎」

ユリオカ超特Qはハゲ漫談。
こういう明るいハゲ漫談の方が好きです、ワタクシは。
「明らかにカツラばれてる」の下りとか。
ちょっと笑いを取ってその後の一言で更に笑いを取るというのがこの人の持ち味なのですが、後の一言の方でちょっと笑いを取り切れていなかったような気がします。
チャンカワイはネタ後に片付けてくれるスタッフに「惚れてまうやろ〜」と叫んでいたのが個人的に一番受けた。
ナオユキは漫談。
漫談に引き込む力というのは本当に強いと思います。
地味な始まりなのですが。
ちゃらんぽらん富好は、「エグザイル知らんな〜」といいながらマニアックな話をするという漫談。
個人的に帰結が決まり切っているのはちょっと…。
夙川アトムは業界人「浦島太郎」。
結構受けていた(最後の部分がちょっと長かったかなと思ったけど)ので一安心というか。

ザブングル加藤:美しさは罪
ゆってぃ:ワカチコ
星飛雄馬:川柳(星飛雄馬という本名)
ズドン:ラフプレーにジャッジ
本日は晴天なり:シャネルのバッグを盗まれた
COWCOW多田:イライラさせる女

ザブングル加藤はこれでナルシストでラブワゴンという時点で笑うしか。
ゆってぃは受けていました。
ワタクシはこういう尽きることのない自虐ネタは大好きでございます。
星飛雄馬は自分の本名や周りを川柳にするというネタ。
上手くネタをまとめたという印象。
COWCOW多田はイライラさせる女なのですが、やっているCOWCOW多田の方がイライラさせる女に見えるという。

田上よしえ:和田君に告白
こばやしけん太:効果音ホラー劇場
ヒデヨシ・ゆうき:感動する問題
くじら:スターシリーズ(キヨスクのおばちゃん、佐川)
桜塚やっくん:服役囚のおねえさん

田上よしえは歌ネタ長すぎです。
ちょっと見ていてどうしようかと思った。
ネタチョイスー。
ヒデヨシ・ゆうきは本当にヒデヨシでやっているネタのまんまだったのが、逆に気になりました。
相方の意味って…。
くじらは女性の格好で出てきたと思ったら、キヨスクのおばちゃんという。
なんか似合っていました(笑)。
しかもそれでダレた頃におもむろに服を脱いで「佐川急便スターシリーズ!」。
最高です。
個人的に一番ツボに入りました。
桜塚やっくんは設定から引かれていた印象が。

天津向:世の女性に言いたい
小堀裕之(2丁拳銃):動物園で借金の取り立て
天津木村:タイムマシンで吟じます
庄司智春:バースデーライブのアンコール
バカリズム:日本の都道府県

天津向は普通のフリップ芸でした。
なんだろう、普通に上手い。
天津木村は1分ネタを4分にすることの難しさを感じてしまいます、印象として。
庄司智春は結構面白かった。
「うしろ反り〜」でエコーの辺りとか。
バカリズムはこの日一番の受け。
ここで15分休憩。

HEY!たくちゃんフリーザ対ピッコロを一人で
後藤秀樹:願いを叶える神様
三浦マイルド:ハゲがもてるようになる時代
ガリガリガリクソン:好きな歌手占い
清水けんじ:ペットショップあるある
$10浜本広晃:前説(山の手線子)
渡辺直美:ラジオを聞く

HEY!たくちゃんはこういう時のチョイスがちょっと気になります。
思わずメモに「チョイスー」とだけ書いていました。
三浦マイルドは個人的にはユリオカ超特Qの後というのが。
しかもネガティブですし。
ガリガリガリクソンはネタはともかく、この日の観客のハートをがっちり掴んでいた印象。
客席いじりでKAT-TUNが入っていたのは強かったと思います。
$10浜本広晃は山の手線子の前説というネタだったのですが、なんかぼやけている印象が。
電車ネタとしてもすごく中途半端な感じがしましたし。
渡辺直美はつるっつるでした。

山本俊治発光ダイオード
あべこうじ:「あ、はい」、ずぶぬれの犬
須知軍曹:日本とは
芋洗坂係長:ヒーローほか
ウメ:小さい「つ」
大輪教授:100から感情を引き出す

山本俊治は唯一のアマチュア準決勝進出者。
発光ダイオード漫談というネタチョイスも含めて、妙に受けていました。
正直サバイバルステージ進出も相当有ると思った。
芋洗坂係長はすごいと思うのですよ。
マイケルジャクソンの曲で旬の芸人を網羅する辺りとか。
でも初見のインパクトに勝てなかったのでしょうか。
大輪教授は個人的には非常に面白かった。

くまだまさし:びっくり(F-1、クラッカー、シャボン玉)
COWCOW山田よし:テニスの得点係
ニッチェ江上:海女漫談
岸学:ジャックと黒ヒゲ危機一髪
小籔千豊:お客さんが心の中で突っ込んで
佐久間一行:海ダイジェスト

COWCOW山田よしはテニスの得点係ネタ。
ここでゴルゴが生きてくるという。
でもフリップ芸としてみるならば、バカリズムよりは弱い感じがするのですがはてさて。
岸学は罰ゲームのマネが…テレながらやるなよー(笑)。
佐久間一行は高音が裏返っていた。
なんか掴みきれていないというか、いつもの状態じゃないというか。

鈴木つかさ竹内力クロスワード
あれきさんだーおりょう:呪ってやる
友近:デパート総合案内
鳥居みゆき:コックリさん
中山功太:時報

鈴木つかさ竹内力マネでクロスワードで全然違う答えを入れていくというネタ。
個人的には非常に面白かった。
あれきさんだーおりょうはツボでした、自虐ネタ好きですから。
友近は、オチがあっさりしすぎていたような。
あと、ちょっとシナリオ的に醒める部分が。
無くはないと思うのですが、万引きでデパートの受付嬢というのがちょっと違和感がありますし。
あとデパートで宝飾品は万引きできないだろう。
普通カウンター越しじゃないですか。
そういう設定のツメが甘い印象が。
鳥居みゆきはこのネタで大丈夫かとちょっと不安に。
このネタ好きですけれど、もっとぶち切れたネタはありますし。
…でも去年の決勝は「ヒットエンドラーン!」だったから大丈夫か。
中山功太の時報ネタは、時報をネタにしている芸人さんは多いですが一番まとまっている印象でした。

はりけ〜んず前田:街で見かけた声優さん
ヤナギブソン:演奏記号
いがわゆり蚊チェンバル語講座
代打屋中川:交通安全教室
土肥ポン太:おしゃれをはき違えたうどん屋

はりけ〜んず前田はもうちょっと置いてけぼりのネタにしてほしかったような。
普段のMCのような。
いがわゆり蚊はギャップを楽しむというよりは「ああ、そういう人なんだー」と認識してしまいます。
代打屋中川、土肥ポン太は印象が薄かったです。


なお、客受けや個人的な印象として良かったのは以下の通り。


<決勝進出の可能性が高い>
バカリズム、サイクロンZ、鈴木つかさガリガリガリクソン、ゆってぃ


<受け的に決勝もしくは敗者復活の可能性があるんじゃない?>
鬼頭真也、カートヤング、キャン×キャン長浜之人エハラマサヒロユリオカ超特Qチャンカワイ夙川アトム、くじら、天津木村、山本俊治あべこうじCOWCOW山田よし岸学あれきさんだーおりょう鳥居みゆき中山功太


<ワタクシがツボだった>
鬼頭真也、カートヤング、キャン×キャン長浜之人、サイクロンZ、ユリオカ超特Q夙川アトム、ゆってぃ、こばやしけん太、くじら、天津向、バカリズム山本俊治芋洗坂係長、大輪教授、鈴木つかさあれきさんだーおりょう