窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ準決勝東京@メルパルクホール(済)


行ってきました、夢舞台。


以下畳みます。
自己責任でご覧下さい。
ちなみに下のエントリーはネタ順で上げたのではなく、決勝に進める可能性が高いと思った順です。
(別名、この出来と受けで決勝あがれなかったら冗談きついよランキング(笑))
わーわーわー。


会場はとうとうルミネtheよしもとを飛び出し、メルパルクホールに。
それでも1500人以上のお客さんで客席はびっしりという(立ち見含む)。


MCはお馴染みはりけ〜んずのお二人。
とうとう準決勝という話から、1回戦は夏からやっていると話題になり…。
前田「プリキュアでいうと、重要な敵が2体倒されているんやで?」
相変わらずです。
ちなみに今日は40組、時間は4分。
審査員はくらもとみつる、さとうよしかず、かわらちょうすけ、いたいあきひろ、もときすみお、たなかなおと、まえだせいじの各氏(聞き取ったものを書いているだけなので各自漢字変換をよろしくお願いします)。
昨日の大阪も合わせて審査し、決勝進出8組を選出するとのこと。


参考になるかどうか分かりませんが、受けていた(とワタクシが判断した)組には◎もしくは○を付けておきます。

ものいい:互いの体型、バスケット
ゆったり感:あいうえお小説○
エルシャラカーニ:引っ越しの挨拶
キングコング:心霊スポットに肝試し
ナイツ:宮崎駿
ハマカーン:ロボット

ものいいは場を暖めるというトップ手番を果たしたという感じ。
「プーマ」は受けを取っていたのですが、2階席からだとプーマに見えないよ…(そこは想像力で補え)。
ゆったり感は鉄板ネタの小説ネタ。
エルシャラカーニは完全に空気にのまれていたような気がします。
同じ事をやっているのに全然受けが違うというか。
キングコングは…受けてはいました。
でも、決勝に残るかと聞かれて「残る」とは断言できない感じ。
スピードが速すぎて、お客さんをぼろぼろ取りこぼしていっているような印象なのです。
これは会場後方2階席にいたからかもしれませんし、次の組の受けに霞んでしまったからかもしれませんが。
ナイツは、メモを持って「ナイツです」と読んで自己紹介の下りから圧倒的。
NHK新人演芸大賞の時やや調子が悪かった(受賞しましたが)のですが、まったくの杞憂でした。
5月(ホープ大賞)の時よりも良かったくらい。
ハマカーンは受けていたのですが、ここまで伝わらなかったなーと。
あとここはロボットネタだけじゃないと思っているので、別のネタみたいです。

マシンガンズ:腹立つ(悪口、学祭、合コン)○
クロンモロン:実家に戻る
ノンスモーキン:告白をびしっと決める○
響:お財布を拾った
ザ・パンチ:ニュースキャスターになる◎
東京ダイナマイト:床屋でカットする

マシンガンズは座席後方まで受けを取っていました。
「ちょっと決勝は厳しいという目で見るな」というツカミから「太田プロにそんな力ねえよ」からキレるキレる。
個人的には●●女子に爆笑。
クロンモロンは白雪姫かと思ったら別のネタという。
普通アマチュアが2〜3回戦を勝ち抜いたネタ捨てて、準決勝を別のネタで勝負するかぁ?
まずはその勇気と根性に乾杯。
しかもそれがワタクシ好みの中二病全開の設定で、思わず一人で爆笑。
ここのコンビは覚えておくことにします。
ノンスモーキンはこの会場で指漫才。
「この会場で彼女これ(指)〜?」に場内爆笑。
響はみつこではなく、天使と悪魔ネタ。
長友さん的に天使はガッちゃん。
メルパルクホールを新潟へ」が地味に好きです。
ザ・パンチはニュースキャスター。
パンチ浜崎さんがどんどん訳の分からない妄想になっていっています。
ノーパンチ松尾ザ・パンチはオレの負担が超大きいよ〜」
これが一番笑った。
東京ダイナマイトはネタ中に妙な音(着信音にしては長い)が鳴り響いていたのが残念すぎ。
この後のMCではみんな緊張していて、緊張している姿は一回りして面白いという話を。
あとかぶりつきで見ているマシンガンズ

パンクブーブー:電気カミソリの苦情
U字工事:結婚したい○
ハリセンボン:思い出深いこと(バスケット)
ハライチ:趣味が仙台で
南海キャンディーズ:万引きGメン
磁石:恋をしている→ラブレター◎

パンクブーブーは「ちょっとよわい」というメモが。
3回戦が圧倒的に強かったため、そこと比べてしまうと今日は受けが弱かった印象。
U字工事はおなじみ栃木vs茨城の北関東戦記ネタ。
3分→4分のプラス分で足された部分が意表をつかれました。
限りなく◎に近い○という感じです。
受け的には上位だと思いますが、決勝に上がるには弱いか?
ハリセンボンははるかさんのボケよりも春菜さんのツッコミの方が受けているという。
ハライチはボケと突っ込みじゃなくて、無茶ぶりと無茶ぶられという思い切ったコンビ。
無茶ぶりしている方がたまに笑いそうになったり崩れかけているというのは…ありか。
南海キャンディーズはネタ云々よりもタイムオーバーになるんじゃないかと、そっちの方が気になってしまいました。
(2回戦の時実際タイムオーバーしていましたし)
サイレン鳴った後見ていられない的な…なんだそりゃ。
磁石は前半は昔のネタ、後半は最近押している間違い探し。
前半のネタは斧から槍に得物が変わっていましたが、あんまりにあんまりなボケの為変えたようです。
あまりにひどすぎて笑った。
で、そのあと「ハリケーン前田です」「ハリケーン新井です」と出てくるはりけ〜んずのお二人が面白。
MCでは今までの感想はという話があって、新井さんはキングコング梶原さんがモニタ越しだと可愛かったという話をしていたのですが。
前田さんの方は「会場入りした流れ星くん(流れ星瀧上さんのこと)がね…」という話で。
何 故 か 湧 く 拍 手 。
どれだけ知られているんだ、もう。

チーモンチョーチュウ:3文字ゲーム(迷子)○
ハイキングウォーキング:ペットを拾う
ラフ・コントロール:山に興味がある
Wエンジン:女の子と鍋(惚れてまうやろ)
風藤松原:小学校の頃の友達づくり
オードリー:親孝行に海外に連れて行く◎

チーモンチョーチュウは3文字ゲーム迷子編。
この構成の上手さとドツボのはまりっぷりが非常に大好きです。
「ママは?」「いない」「パパは?」「ふりん」の辺りから上手く伏線仕込んでいますよね。
ハイキングウォーキングはちょっとがちゃがちゃしていた感が。
ラフ・コントロールは…槍かぶりというプチ奇跡が。
ダンバディンバダンバディンバ♪(←頭に残る)
このネタ結構好きです。
Wエンジンはちょっと印象が薄かった。
風藤松原は受けが取れ始めたのが後半だったのが残念。
オードリーは、まるで何年も準決勝にいるかのような安定感があったのが。
会場の受けも最高レベルでした。

ジパング上陸作戦スーパーマリオ
流れ星:幼なじみとお祭りに◎
髭男爵:バカンス、洞窟
我が家:初デート○
囲碁将棋:眠れない話○
マヂカルラブリー:はりつけの対処法

ジパング上陸作戦はチャドさんの「やっすいウエンツが来たよ」のつかみから受けを取っていました。
でも何となくチャドさんが好き放題すぎて、ネタが見えない感じがしてしまうのが。
流れ星は何を持ってくるのか非常に楽しみに(ハラハラ含む)していたのですが。
4分で岐阜浪漫をまとめるという力技でした(幼なじみとの思い出→祭→探検)。
個人的には「電車のマナー」と予想していたのですが、外したか。
ボケの部分でどかっと爆笑をさらっていった印象。
髭男爵は「ペース配分」と最後のボンジュール以降のグダグダなやり取りが笑った。
鉄板のグラスもちゃんと入れてありましたし。
我が家のくるくる漫才はやっぱりいいなあ。
三角関係の辺りとか。
囲碁将棋はこのグループ自体受けている組が多い中、それに負けない位の受けをさらっていきました。
「ここでこわい話〜〜?」
このボッキボキがバッキバキになる展開、大好きです(こら)。
マヂカルラブリーは受けているのですが、合わないです。
すっと冷めるというか。

オリエンタルラジオ:デートがしたい(遊園地)
スピードワゴン:田中みゆきちゃんの悩み○
ピース:学生時代の淡い思い出○
NON STYLE:川で少年が溺れる◎
ブレーメン:あっち向いてホイ

オリエンタルラジオは2回戦、3回戦、準決勝と全部ネタを変えてました。
一番安定したのを持ってきた…のでしょうか?
スピードワゴンラママでかけていたこれ。
「お前はもっと空気読め」という一言が笑った。
NON STYLEは確かに面白いのだろうし、2段ツッコミだし、決勝行きそうだなーという感想です。
なんだその他人事目線。
何か自分の笑いの範疇から外れているのです。
ブレーメンはちょっと今日の出来は微妙だったかなという気が。

イシバシハザマ:おかしな話(張り込み)
ケツカッチン:〜風でナレーション、ジェスチャーでニュース
カナリア:土下座のマリオネット○
タイムマシーン3号:コーヒー飲めない◎
POISON GIRL BAND:お互いの呼び名を考えよう

イシバシハザマは張り込みから追跡までをおかしな話で挟みつつというもの。
ちょっと畳みかけが弱かった印象。
ケツカッチンはドタバタ感が。
カナリアは歌ネタ。
歌いきるのは素晴らしいと思うのですが…うーん。
タイムマシーン3号は事実上のトリだったような。
ガリガリ君」の流れをくむ関さんワールドが炸裂という。
「ピラミッドの中央」とか「オレの歌舞伎町」とか大笑いさせていただきました。
POISON GIRL BANDは本当にトリに似つかわしくないコンビだなーというか、ちょっと空気を作りきれなかった印象があります。


そんなわけで夢舞台も終了、時間は20時過ぎ…早っ(開演が17時からのため)。
ちなみに一番受けていたのはナイツだったと思います。