窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

M-1グランプリ3回戦(1)@ルミネtheよしもと

なんか、自分の行動原理がつくづくと。
約10年前から何にも変わっちゃいないという(ごく少数の分かる人、指を指して笑うように)。
そんなわけで、勤め先が変わって半ばゾンビですが行って参りました。
(正直、この時期だけは勘弁してほしかった…きゅう)
相変わらずあらかじめご注意をお願いしたいのですが、これはワタクシ個人の印象であり、感想です。
偉そうに語るのを見たい方は、偉そうに語っているところをご覧下さい。
なお、ワタクシの基準は通常の記事をご覧いただければ、何となく察しが付くのではないかと思われます。
長くなりましたが畳みます。


交渉したかったのですが、時間がギリギリだったのと見あたらなかったということで断念したのでした、ちぇ(黙れ接頭語に「バ」のつくバンギャ)。
まあ、そんな感じだったのです(でも通常の交渉とは逆ですよね(笑))。


会場はこういう時でないと足が向かないルミネtheよしもと
一度は行きたいのですが…うーん。
今日のMCはリットン調査団のお二人。
しょっぱなからトラウマギャグで場をなごませていました…なごんだ…かな?
なお、審査はモトキ、クラモト、ミズノ、パジャマの各氏。
今日はテレビ朝日の人はいませんでした。


ネタ順とネタはこのような感じ。
タイトルはいつものように適当につけております。
なお、ネタ順にあった平成ノブシコブシはキャンセルでした。

デニッシュ:モーツァルトとその弟子
井下好井:料理本を出したい
えんにち:笑っていいともをやりたい
キャン×キャン:フィギュア
すずらん:ワイドショーに追いかけられる
磁石:結婚式のスピーチ[合格]

デニッシュは、トップ出番でなかったらまだ戦い方もあったような気がします。
井下好井は料理の作り方を「〜風(たとえば暴露本風とか)」でやっていくというもの。
結構受けていましたが、なんとなく地形効果があったような感じ(SLG用語です、わかりにくくてごめんなさい)。
えんにちは「お縄の輪」はツボでした。
キャン×キャンは今年は見つからなかったのかな、という印象。
ここは「〜のネタ」というより、色々なやり取りの「ピース」から漫才を組み立てていく印象があるのですが、従来以上のものを見つけられていなかったのではないかと思うのです。
ここしばらくが正念場?
磁石はこの日上位の受けっぷり。
佐々木さんのチェックの出すタイミングもナイスでした。

クロンモロン:白雪姫[合格]
ぼれろ:シュウゾウ漫才(ファミレス)
田畑藤本:クイズ
フォーリンラブ:子供と大人の違い
勝山梶:難しい言葉の練習
ややウケちょいウケ(村上ショージぜんじろう):どっち派
U字工事:かんぴょう農家[合格]

クロンモロンはちゃんと狂気がやりきれていたのが勝因だと思います。
あれは2回目でも笑ってしまいます。
ぼれろはロボットネタかと思っていたのですが…シュウゾウ来たーっ(笑)。
生で見たの初めて。
この場合、ボケツッコミが逆になるのでその辺りの慣れていない感というのはありましたが、心意気は買いたいと思います。
正直ここのおかげでU字工事まで印象が薄いこと薄いこと。
田畑藤本はもうちょっと+αがほしかったのと、フォーリンラブは漫才で見たらWエンジンと構造が一緒な事に気が付いたのと、勝山梶は難しい単語の羅列に終始していたのがちょっとぬるいかなと(まとめた)。
U字工事は正直この日の場内受け一番だったのではないかと。

トレンディエンジェル:海外に行きたい
マシンガンズ:携帯、同窓会、関西人嫌い[合格]
こりゃめでてーな:KAT-TUN
青春ダーツ:女の子の家に上がりたい
Hi−Hi:万引きGメン
響:ハイキングデート[合格]

マシンガンズは客いじりから始まり、叫び倒していました。
乾杯の時の表情と「滑っているんだよっ!」が爆笑。
Hi−Hiはボケにもうひとつ何かがほしい印象。
響はまさか受かるとは思いませんでした。
ワタクシの認識する彼らの100%の出来にはほど遠い出来でしたし。
逆にチャンスじゃね?

三日月マンハッタン:プロポーズ
マヂカルラブリー:運動会[合格]
レギュラー:趣味がほしい
アイデンティティ:曲をやりたい
南国姉妹:ドライブに連れて行きたい
超新塾:DJ、クイズの司会者

マヂカルラブリーは動き枠?
個人的には漫才か?という根本的な部分から疑問が残りますが、あの動きは審査員の印象には強く残ったのではないかと思います。
レギュラーは大阪で受けた方が良かったのではないでしょうか。
(わりと滑っていた、そのフォローでも取り返せなかった)
アイデンティティは受かってもおかしくない受けだったと思います。
「それが重要」
南国姉妹はマリオの顔に終始していたのが。
超新塾はちょっと散漫な感じになってしまったからか?

ノンスモーキン:びしっと告白[合格]
浜口浜村:ペット飼いたい
ツーナッカン:侍をやりたい
ニレンジャー:よいこのお兄さん
上々軍団:もてたい
髭男爵:募金[合格]

ノンスモーキンは指漫才。
エンディングにはやられました。納得の準決勝行き。
浜口浜村はちゃんと最初の方の会話を聴いてみたのですが、ちゃんと会話になっているのですよね。
ペット→車がやや唐突な印象もありますが。
割と自然に。
ニレンジャーは割とワタクシが好きな黒い系統のネタ。
髭男爵は「ルネッサンスをやらせない」のボケだけで残ったような印象が。
正直「あれ、まずい?」とネタが終わった後思いましたし。

キューティーブロンズ:ホストになる
モダンタイムス:ポップジャム
ジパング上陸作戦:ストーカーにあっている?[合格]
タボン:コンビがカップルに見える
ブレーメン:あっち向いてホイ[合格]
どんぴしゃ:コンビニ強盗
三拍子:お祭り

モダンタイムスは刺しに悲鳴が上がっていたのが。
思わずそっちに爆笑。
客層の違いってあるなー、とちょっと思った瞬間。
ジパング上陸作戦は受けは取っているのですが、どうもチャドのボケ頼み感という印象が。
いや、漫才の構造として考えると。
タボンは「セーラー服」のボケが鉄板すぎでした。
腕上がった?
ブレーメンは苦手なのですが、ネタとしても練られていますし、2年連続の準決勝進出は納得(結構面白かった)。
ツッコミの突っ込み、スルー、なだめすかしが非常に上手かった。
三拍子はネタ後「これはアンパイ」と思っていただけに、落選は意外。
ブラの下りがなかったとか、最後動き系になったからかとか、考えられる要因全部あげても納得いきません。
やっぱり、ネタが早すぎて審査員には聞き取れなかったからなのでしょうか?
「それはNHK新人演芸大賞の審査員じゃーっ」
詰め込みすぎがマイナスになったのかなあ。

クレオパトラ:少女マンガ
ガブ&ぴーち:子供の遊び、指切り
南海キャンディーズ:恋愛ドラマをやってみたい[合格]
鬼ヶ島:冬と言えば
ハリセンボン:冠番組がやりたい[合格]
ヴェートーベン:ガスの元栓
オードリー:引っ越し[合格]

クレオパトラは仕掛けがわかりにくかったのか、なんかつかみ切れていなかったのが。
南海キャンディーズは無事にタイムオーバーになりませんでした。
めでたしめでたし。どっとはらい
どう現在の風潮に合わせるかが、この先の課題?
鬼ヶ島は割と当たり外れがあるのですが、今日は当たりだったと思います。
パーティをやり出す和田さん、スキーコントをやりだす大川原さん、あげく魔法を唱え始める野田さん。
なんというカオス(笑)。
まさか3人それぞれが勝手にコントをやり出すとは思いませんでしたよ。
ハリセンボンは個人的には「あれ、落ちた?」と思うくらいの出来でした。
去年から進歩がないというか。
オードリーは安心感がありました。
隔世の感だなー。