窓井ニゲルのTVメモ、とか

窓井ニゲルのブログです:テレビ番組だったりお笑いだったりのメモを。その他もメモるので「とか」になりました。

映画を見てきました「時をかける少女」編

もしこの映画に少しでも興味があって、Yahoo!映画の上映館検索で自分の行ける範囲に観に行ける映画館があるなら(悲しいくらいに少ない…都内ですら新宿だけ)、観に行った方がいいと思います。
だって、今年の夏はあとちょっとしかないんだよ?

時をかける少女 NOTEBOOK
ニュータイプ
4048539892

そんなわけで、帰りにパンフどころかこんなものまで買い込みましたよ。
ついでに主題歌買おうかどうしようか本気で迷ってます。
次観に行くときに買おうかな…。
えーと、お前、どこの信者だ(苦笑)


実はこれ全くのノーマークで、「ゲド戦記」の代わりに観に行く映画、というネタで教えてもらったのですね。
(本気で感謝)
Yahoo!映画の褒めっぷりも気になっていたので、ゲド戦記の後に観に行くことにしたのですが、やっぱり口コミってすごいよ。
ホンマもんの良質な映画でした。
「ホンマもんの良質なアニメ映画」じゃなくてホンマもんの良質な映画です。


もともと原田知世の映画などで映像化された原作のリメイクということになっていますが、主人公も違いますし、設定も現代にアレンジされています。
その日常とタイムリープというSF要素が違和感なく脚本の中に織り込まれ、あまりアニメっぽくないキャラクターと相まって本当に素晴らしい映画になっていました。
しかも主人公が魅力的なんですよね。
大口開けて笑ったり、わんわん泣いたり。
せっかく使えるようになった能力も、他愛の無いことに使うし。
もちろん本人にとっては大事だけど、大人になった私じゃ絶対に使えないよあれ。


褒めるところはいっぱいあるのですが、特筆すべきは挿入歌と主題歌。
挿入歌が流れたとき、シーンとあまりにぴったりで、ぼろぼろ泣きましたもん。
エンディングロールで流れる主題歌は主題歌で、主人公の心情そのものです。
こんな効果的な使い方されちゃ、CDが欲しくなります。


この話は夏の映画で、ちょうど夏の暑い季節に映画館で観られたことが幸せでした。
そんな気分にさせてくれる映画だと思います。

追記:
松浦晋也のL/Dに興味深い記述がありましたので、取り上げさせていただきます。
http://smatsu.air-nifty.com/lbyd/2006/07/post_2ed6.html